パナソニックは7月12日、音波振動ハブラシ「ドルツ」シリーズの新製品8機種を発表した。発売日は9月1日。価格はすべてオープン。

ラインナップと市場想定価格は、正しい磨き方に導く「磨き角度センサー」を搭載した最上位モデル「音波振動ハブラシ ドルツ EW-DT72」が45,000円前後、薄型のヘッドを採用したこども向け電動歯ブラシ「音波振動ハブラシ キッズドルツ EW-DK31」が12,000円前後。

  • 音波振動ハブラシ ドルツ EW-DT72/シルバー

  • 音波振動ハブラシ キッズドルツ EW-DK31/ブルー、ピンク

ドルツは細かいリニア音波振動により、歯にあてるだけで「バス法」と「スクラビング法」を再現できる音波振動ハブラシ。「バス法」と「スクラビング法」は、歯に対して横方向に細かく動かすブラッシング方法で、歯周ポケットや表面の歯垢除去に効果があるという。

音波振動ハブラシ ドルツ EW-DT72

パナソニックは、歯周病の原因になるという歯周ポケットの歯垢をかき出すには、歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に45度であてて横方向へ細かく動かす磨き方が望ましいとしている。

EW-DT72は、正しい磨き方の角度へ導く「磨き角度センサー」を搭載。磨き角度センサーは、歯ブラシの毛先と歯の角度が45度に近づくと、持ち手部分に搭載した「ライトリング」が青く点灯し、望ましい角度に近いことを知らせる。また、歯ブラシを歯に強く押し付けすぎると、ライトリングが赤色に点灯し、警告音が鳴る仕組みも装備する。

  • 歯ブラシの毛先と歯の角度が45度に近づくとライトリングが青く光る仕組み

  • 歯ブラシを歯に強く押し付けすぎるとライトリングが赤色に光る

また、専用アプリ「ドルツアプリ」と連携し、歯磨き中のブラシを当てる角度をアシストするほか、センサー感度や通知方法をアプリでカスタマイズできる。

3時間の充電で最大約16日間(約66分間)使用でき、6分間の充電で約2分使用できるクイックチャージを備える。運転モードは6種類(Wクリーンモード・ノーマルモード・ソフトモード・センシティブモード・Wガムケアモード・カスタムモード)。防水性能はIPX7。本体サイズはW29×D33×H241、重さは約110g(ブラシ含む)。

音波振動ハブラシ キッズドルツ EW-DK31

キッズドルツは、先端の毛丈が長いエッジ形状ブラシを採用し、生え変わり時期で歯の高さが異なる口内でも、しっかり磨けるとうたう。ヘッドは薄型でネック部分は細いため子どもの小さな口でも奥歯まで磨きやすい。

  • 子どもの口に合ったブラシ・ヘッドを採用

運転モードは、振動の強さが異なる「ふつう」「やさしい」「さらにやさしい」の3モードを用意。歯ブラシを歯に押しつけ過ぎると音が鳴る押しつけ防止センサーも搭載する。

17時間の充電で最大約22日間(約90分間)使用可能。防水性能はIPX7。本体サイズはW27×D30×H216、重さは約95g(ブラシ含む)。