LINE Payは6月27日、加盟店に設置するQRコードを7月1日からPayPayのものに統一すると発表した。ユーザー側の対応としては設定の変更などは不要だが、対象となる店舗では今後、「PayPayで」と店員に伝えることになる。

  • LINE PayがPayPayとQRコードを共通化する

    2021年8月からPayPay加盟店でもLINE Payを利用できるようになった。2022年7月からはさらに統合を進め、店頭に掲示するQRコードはすべてPayPay側のものに統一する

LINE PayのQRコード決済には、店頭に掲示されたQRコードをスマートフォンで読み取って金額を打ち込んで払うユーザースキャン方式と、LINE PayアプリのQRコードを見せてレジで読み取ってもらうストアスキャン方式がある。今回、PayPayと統一されるのはユーザースキャン方式のみで、ストアスキャン方式の場合は従来通り「LINE Payで」と伝えれば良い。

なお、従来のLINE Pay加盟店に限らず、ユーザースキャン方式のPayPay加盟店でも同様に、LINE PayアプリでPayPayのQRコードを読み取って支払える(自動販売機など一部例外アリ)。PayPay加盟店でもLINEポイントを使えるメリットがある一方、PayPayが開催する各種キャンペーンの対象にはならない。