6月17日、HATAYAの公式Twitterが投稿した注意喚起動画に、ネット「ゾッとする光景」と話題になっている。動画は、電気コードを延長する、ドラム巻き取りのコードリールの使い方に関するものだ。

HATAYAは、1918年に創業したコードリールや照明器具、ケーブルリールなどを製造するメーカー。

当該ツイートでは、コードリールの電線が溶解する映像とともに、「見事にトロトロになっています。コードリールの電線は全長引き出して使いましょう。」と注意喚起した。当該ツイートは、記事執筆時点で、いいね数1.7万件、リツイート数1.3万件にのぼる。

使用したコードリールは、定格電流4A(400W)のもので、電線を巻いた状態で、15A(1500W)を2時間流したという。2時間は、長いように感じるが、作業などで何気なく使っていると、あっという間に過ぎてしまうと指摘している。

今回の注意喚起動画は、社員教育の一環で行なったそうで、コードリールは、電線を巻いたままで使用できる電流の値(定格電流)と、引き止めマークまで引き出した状態で使用できる電流の値(限度電流)が異なることを実証するものだ。今回使用したコードリールでは、定格電流4A(400W)に対して、限度電流は、15A(1500W)だ。

ネット上では「こういう道具に縁の無い一般人が見てもゾッとする光景だと思いました…もしもの時はこれを思い出すことにします」「なるほど…こうなるのか」「広く周知するべきですね」などの声が寄せられた。