ノースフラットジャパンは、最大4chのステレオミキサー機能を備えたFX-AUDIO-ブランドのプリアンプ「LM-01J」を6月20日21時に発売する。同社直販サイトで取り扱い、直販価格は5,980円。カラーはブラックとシルバーの2色。

  • LM-01J

ステレオのアナログRCA入力を4系統、出力を1系統備え、入力切替機能付きのプリアンプとして使用可能。「TL062」オペアンプによる各入力チャンネル専用のゲインコントロール回路を用意し、チャンネルごとに独立してオン/オフ(ミュート)とボリューム調整が行える。

4chステレオミキサー機能も備え、1系統のアンプ・スピーカーセットに対して通話音声とBGMを流すといった、複数の音源を音量調整・ミックスして同時に出力する使い方もできる。出力段にもTL062オペアンプを配置して音声信号を増幅。背面のゲイン設定スイッチで0dB/+10dBが選べる。入出力端子にはいずれも金メッキを施した。

  • 本体前面(上)と背面(下)

電源回路部は高音質設計にこだわり、スイッチング周波数400kHzの高速DC-DCコンバーターICにより15Vまで昇圧後、レギュレータで正負12V電源を生成する。これによって「可聴領域に影響するノイズを排除し、電源の質を高めたことで、ざらつきのないオペアンプ本来の滑らかな高域特性を実現した」とする。

本体サイズは117×107×35mm(幅×奥行き×高さ、突起部除く)、重さは350g。ACアダプター(DC12V)は別売。

  • 本体内部の基板と各部の構成