Seagateのストレージデバイスにおける新製品として、『スター・ウォーズ』に登場するグローグをデザインにあしらった外付けHDDが登場しました。今回サンプルをお借りできたので、その特徴的な外見を眺めてみました。

フォースを感じる青いライティングを搭載

製品の概要としては、USB 3.2 Gen1で接続するごく一般的な外付けHDD製品です。本体に印象的なグリーンをあしらったほか、前面には大きくスター・ウォーズに登場する「グローグ」をデザインしている点がポイント。ちなみに、グローグはスター・ウォーズのTVシリーズ『マンダロリアン』に登場するキャラクターです。

  • パッケージ外観。グローグ氏のポートレートが目立ちます

  • GROGU DRIVE。SEAGATE GAMINGのエンブレムがついており、ゲーマー向け製品に位置づけられていることがわかります

  • データ復旧サービス「Rescue Data Recovery Services」が付帯

  • 取り出したところ

  • 背面には特徴的な頭部のシルエットがあしらわれます

  • インタフェースはUSB 3.2 Gen1。USB 2.0の後方互換も備えます

  • 接続するとフォースのようにぼんやり青く発光

中身にはFirecudaブランドのHDDが採用されており、ゲーミング製品に位置づけられています。本体外周にはぐるっとスリットが入っていますが、RGB LEDを備えるのはUSB端子とは逆側の短辺のみ。PCに接続するとぼんやり青く光り、フォースを感じられるというわけ。

余談ですが、この製品が発表されたのは「スター・ウォーズの日」である5月4日のこと。同シリーズで超有名なフレーズ「フォースとともにあらんことを(May the force be with you)」から、May(5月)とforce(forth、4日)にちなんでいるとのことでした。

仕様/速度をチェック

外付けHDDとしての仕様も確認しましょう。容量は2TBで、実使用領域は1,863GB。exFATでフォーマットされており、デバイスを選ばず利用使えそうです。

  • ディスクの管理から実領域を確認。exFATでフォーマットされており、1,863.02GB使用可能です

  • CrystalDiskInfoで仕様をチェック。回転数は5,400RPMで、もちろんS.M.A.R.T.等に対応します

  • PCに接続してみると、製品保証のPDFや製品登録を促す実行ファイルが保存されていました。Chromebookeとの接続も想定しているようです

  • CrystalDiskMarkで速度を確認。読み込みは約130MB/s前後、書き込みは35MB/s前後でした

青い輝きでフォースを演出するRGB LEDは、独自ユーティリティ「Seagate Toolkit」でカスタマイズも行えます。青いフォースはもちろん、ダークサイドに堕ちた赤い光にも設定可能。もちろん虹色の輝きがキラキラと遷移するゲーミング仕様にも設定できます。

  • 「Seagate toolkit」のユーザーインタフェースはとてもシンプル

  • 赤い輝きでダークサイドを表現することもできます

  • フォースもゲーミング仕様にできる時代

ゲーマー向けストレージとしてPCIe 4.0接続をサポートする超高速SSDが普及している現在、速度面での性能はやや分が悪いかも。とはいえ、ゲーミング環境でもHDDはまだまだ有用。高速性能が必要ないノベルゲームのインストール先や、ゲームプレイの録画データの保存先としては活躍できそうです。

そんな『スター・ウォーズ』のグローグをあしらった外付けHDDは、Amazon.co.jpで予約を受付中。5月27日から発売を予定しており、価格は11,980円(記事制作時点)となっています。