カプコンは、6月30日に発売予定の『モンスターハンターライズ』大型拡張コンテンツ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』について、最新プロモーション映像を公開した。
映像では、刃物のように鋭い「刃鱗」に身を包む飛竜種「千刃竜 セルレギオス」、冷気で周囲を凍らせて素早く滑ってきて攻撃を仕掛けてくる「氷人魚竜 イソネミクニ亜種」、溶岩洞に生息し、通常種と異なり泥ではなく溶岩を使う「溶翁竜 オロミドロ亜種」などの新モンスターが登場する。
メインモンスターのメル・ゼナについては、一部の攻撃を受けると、ハンターが「劫血(ごうけつ)やられ」になることが明らかになった。劫血やられ中は自然回復力がなくなり、体力が徐々に減っていき、回復アイテム使用時の回復量も減少する反面、モンスターに攻撃を当てることで、与えたダメージに応じて体力が回復する効果が得られるようになる。
また、ストーリーに登場する様々なキャラクターと狩りに挑めるシングルプレイ専用の「盟勇クエスト」を追加。盟勇となるキャラクターは、ゲームを進めていくことで少しずつ増えていく。盟勇クエストでしか手に入らない報酬もあるという。
さらに、「サンブレイク」では、鉄蟲糸技を含む新たな入れ替え技が多数追加されており、これらの入れ替え技を、狩りの最中に瞬時に切り替える新要素が「疾替え」を搭載。疾替えの書【朱】と疾替えの書【蒼】、2つの入れ替え技のセットに自分好みの異なるアクションがあらかじめ設定し、「疾替え」を行うことで、【朱】→【蒼】→【朱】と使用できる入れ替え技の変更を行える。疾替えから派生できる「先駆け」は、任意の方向に素早く移動し、モンスターの攻撃回避や間合いの調整などに活用できる。
『モンスターハンターライズ』で登場したモンスターにも、新たなアクションが追加されているという。
そのほか、新たな環境生物として、大きな衝撃が加わると粉塵爆発を起こし、モンスターにダメージを与える甲虫「イロヅキムシ」や、手負いのモンスターに飛びついて食らいつく小型の両生種「クイツキガマ」なども登場する予定だ。
操竜への移行時のアクションについて、従来の「攻撃もしくは納刀してのボタン操作」以外に、「納刀してのボタン操作」が追加され、操竜待機状態になった相手へそのまま攻撃するか、操竜を開始するかを選べるようになったほか、壁への疾翔けで行えた「壁走り」が、ダッシュ・ジャンプ中・空中回避を壁に向かって行えるようになるなど、細かい調整も行われている。