セイコーウオッチは5月13日に、時計ブランド「セイコー アストロン」の新しいシリーズとなる「NEXTER(ネクスター)」を発売する。レギュラーモデルが6機種、限定モデルが2機種というラインナップだ。価格は198,000円~286,000円。
アストロンは1969年発売のクオーツウオッチ「クオーツ アストロン」から名称を受け継ぎ、近年ではGPSソーラーウオッチとして知られるところ(GPS電波で時刻合わせ、ソーラー発電駆動)。GPSソーラーウオッチに生まれ変わったアストロンは、2022年で10周年を迎える。
新たなNEXTERは、未来を切り開いていく次世代リーダーたちの活躍を後押しする――というデザインシリーズだ。「Solidity & Harmonic」をデザインコンセプトに、強い信念と志を表す「強さ」、次世代に求められる「調和」という2つの要素を、先進技術とデザインによって時計に表現。アストロンがたどり着いた新時代の腕時計の在り方だとしている。
各モデル共通の特徴としては、ソリッドなチタンケースと上質な輝きのサファイアガラスベゼルが目を引く。チタン製のブレスレットも新デザインとなり、ケースと滑らかにつながる一体型のフォルムとしている。ケースとブレスレットの表面には、傷が付きにくい硬質コーティング「ダイヤシールド」を施した。
<セイコー アストロン> NEXTER シリーズ GPS ソーラーモデル
ダイヤルカラーとベゼルカラーが異なる3機種をレギュラーモデルとしてラインナップ。価格はいずれも286,000円。
ケースとブレスレットの素材はチタン、ケースサイズは外径42.7×厚さ12.2mm、風防は両面無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能は10気圧。GPSソーラームーブメント「キャリバー 5X53」のおもな機能は以下。
- DST(サマータイム)機能
- タイムトランスファー機能
- デュアルタイム表示機能
- パワーセーブ機能
- パワーリザーブ表示機能
- パーペチュアルカレンダー機能(2100年2月28日まで)
- ワールドタイム機能(39タイムゾーン)
- 受信オフ機能(機内モード)
- 受信結果表示機能
- 捕捉衛星数表示機能
- 曜日表示機能
- 衛星電波受信によるタイムゾーン修正機能・スーパースマートセンサー機能
- 過充電防止機能
- 針位置自動修正機能
<セイコー アストロン> NEXTER シリーズ ソーラー電波モデル
GPS機能を省いたエントリーモデルも展開。こちらもダイヤルカラーとベゼルカラー、バンドカラーが異なる3機種をレギュラーモデルとしてラインナップする。価格はいずれも198,000円。
ケースとブレスレットの素材はチタン、ケースサイズは外径43×厚さ11.4mm、風防は両面無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能は10気圧。ソーラー電波ムーブメント「キャリバー 8B63」のおもな機能は以下。
- カレンダー(日付・曜日)機能
- デュアルタイム表示機能
- パワーセーブ機能
- フルオートカレンダー機能(2099年12月31日まで)
- レトログラード式曜日機構
- ワールドタイム機能(25タイムゾーン)
- 即スタート機能
- 受信レベル表示機能
- 受信結果表示機能
- 強制受信機能
- 自動受信機能
- 過充電防止機能
- 針位置自動修正機能
- 電波修正機能(日本・中国・アメリカ・ドイツ・イギリスの標準電波を受信)
<セイコー アストロン> NEXTER シリーズ 2022 限定モデル
GPSソーラーモデルの「SBXC113」は、世界限定1,500本(うち日本国内は500本)、価格は286,000円。仕様は上記の「<セイコー アストロン> NEXTER シリーズ GPS ソーラーモデル」に準ずる。
ソーラー電波モデルの「SBXY043」は、国内限定500本、価格は198,000円。仕様は上記の「<セイコー アストロン> NEXTER シリーズ ソーラー電波モデル」に準ずる。