レノボ・ジャパンは4月13日、スマートグラス「ThinkReality A3」を発表した。単体製品「ThinkReality A3 PC Edition」と法人向けソリューション「ThinkReality A3 Industrial Edition」を用意しており、単体版の価格は192,500円。

  • Lenovo「ThinkReality A3」

Qualcomm Snapdragon XR1を内蔵し、単体で動作するARスマートグラス製品。片目で1080pの高解像度ディスプレイを搭載しており、6DoFに対応する空間トラッキングに対応。AR用のトラッキングカメラには800万画素のデュアルフィッシュアイカメラを備えたほか、ステレオスピーカーと3つのマイクを内蔵する。PCと接続することで最大5つのバーチャルモニターをAR表示でき、周囲の人に画面を見られず作業を行えるとしている。

単体販売に加え、法人向けARソリューションとして「ThinkReality A3 Industrial Edition」もラインナップする。生産現場での作業支援やリモートアシストを想定した業務サポートに利用できるとしており、スマートフォン「motorola edge30」、アタッチメントパーツ「Industrial Kit」「Industrial Frame」を同梱するほか、ソフトウェア「holo one sphere」「ThinkReality Cloud Portal」とオンラインサポートが付帯する。なおソフトウェアとサポートは年間ライセンスとして提供され、2年目以降は別途更新料が必要になる。法人向けソリューションの価格はすべてあわせて544,500円。