Twitterにログインできない原因は?
Twitterにログインできないとき、想定される原因は大きく三つのグループに分かれます。一つは、ログインに必要な情報がわからなくなった場合、もうひとつは、アプリや端末、通信環境などに不具合が発生している場合、そして、アカウントを乗っ取られた場合です。そのほか、複数のTwitterアカウントを運用している場合に限った注意点もあります。
Twitterのログインに必要な情報とは?
原因に応じた対処法を説明する前に、Twitterにログインする手順の要点をおさらいしましょう。Twitterにログインするときには、(1)電話番号、メールアドレス、ユーザー名のいずれか、(2)パスワードの入力が必須。設定によっては(3)認証コードの入力が求められます。アカウント情報やパスワードを忘れたり、認証コードを受信できなかった場合は、Twitterにログインすることができません。
Twitterのアカウント情報を忘れた場合の対処法
Twitterにログインする際、はじめに入力を求められるのがアカウントに登録している電話番号、メールアドレス、ユーザー名のいずれかです。これらの情報すべてを入力する必要はなく、どれか一つだけ正しく入力すれば、パスワードの入力に進むことができます。逆に、電話番号、メールアドレス、ユーザー名のすべてが不明で、調べてもわからなかった場合は、そのTwitterアカウントの利用を断念せざるを得ません。
自分が登録したアカウント情報でログインできない場合は、Twitterアカウントを乗っ取られた可能性があります。乗っ取りが疑われる場合の対処法は後述します。
複数のTwitterアカウントを利用している場合の注意点
Twitterでは一つの電話番号を複数のアカウントに登録することが可能です。同じ電話番号を登録したアカウントが存在すると、電話番号でログインしようとしても、警告メッセージが表示されて先に進めません。複数のTwitterアカウントを運用しているユーザーは、ログイン時にメールアドレスかユーザー名を入力して対処するのが無難といえます。
Twitterのパスワードを忘れた場合の対処法
Twitterアカウントのパスワードがわからなくなった場合は、リセット(再設定)するのがもっとも簡単な対処法となります。次のリンクから、Twitterのパスワードリセットページにアクセスして、画面の指示にしたがって新しいパスワードを設定しましょう。
Twitterの認証コードを受け取れない場合の対処法
セキュリティを高めるため、2要素認証(二段階認証)を設定しているTwitterアカウントでは、再ログインする際に認証コードの入力を求められます。この認証コードが届かないと、ログインできない状態となります。
認証コードが届かない原因は、電話番号の登録ミス、SMSの受信拒否設定、通信環境や端末の不具合など多岐に及びます。SMSはすぐに届かない場合も多いので、少なくとも2分待ってみて、それでも認証コードを受け取れない場合は、下記の関連記事で解説している対処法をお試しください。
アプリや端末、通信環境などに不具合が発生している場合の対処法
入力したアカウント情報やパスワードは正しいはずなのにTwitterにログインできない場合は、アプリや使用機器、通信環境に不具合が生じている可能性があります。以下、ログインできない原因としては稀ですが、いくつかのケースを考察します。
TwitterアプリやWebブラウザに不具合がある場合
TwitterアプリやWebブラウザの不具合が疑われる場合は、以下の対処法を試してみましょう。
- TwitterアプリやWebブラウザを再起動する
- TwitterアプリやWebブラウザを最新バージョンにアップデートする
- TwitterアプリやWebブラウザのキャッシュを削除する(iPhone版アプリではログインしないと不可)
- WebブラウザでJavaScriptの設定をオフに変更した可能性がある場合は、オンの状態に戻す
スマホ端末やPC本体に不具合がある場合
iPhoneやAndroidスマホ、パソコン本体やOSが正常に動作していないと感じたら、以下の対処法を試してみましょう。
- スマホやパソコン本体を再起動する
- iOSやAndroid OS、Windows、macOSなどを最新バージョンにアップデートする
Twitterのサービスに障害が発生している場合
ログインしようとしたタイミングに折り悪く、Twitterのサービスそのものに障害が発生していた可能性もゼロではありません。ユーザーの手でTwitterのサービス障害を解決することは難しいですが、「Twitter 障害」のキーワードで検索するなど情報を収集してみましょう。ネットサービスの障害発生状況をレポートするサイト「Downdetector」も参考になります。
通信環境に不具合がある場合
自宅のWi-Fiが機能していなかったり、通信キャリアに障害が発生していたり、自分の居場所が通信圏外である可能性も否定できません。下記の項目に留意しつつ、Twitter以外のアプリやWebサイトにアクセスできるか確認してください。
- そもそも「圏外」の場所にいないか
- 通信キャリアに障害が発生していないか
- Wi-Fiルーターは正しく動作しているか
- 接続はできていても、通信速度が極端に遅くないか
- 機内モードに設定していないか
Twitterアカウントの乗っ取りが疑われる場合の対処法
正しいはずのアカウント情報やパスワードを入力し、アプリや端末、通信環境なども問題がないのに、Twitterアカウントにログインできない。さらに、パスワードのリセットも試したけどダメだった……。そんな場合は、Twitterアカウントを誰かに乗っ取られた恐れがあります。
次のリンクからTwitterヘルプセンターのアカウント乗っ取り報告フォームにアクセスし、必要事項を送信してTwitterの助けを待ちましょう。
【関連記事】
Twitterで乗っ取りを受けたとき確認・対処する方法
Twitterにログインできない現象に関するQ&A
一時的なロックアウトとはどんな状態?
Twitterで同一アカウントのログインに失敗し続けると、「一時的なロックアウト」を受けます。一時的なロックアウトが適用されると、正しいアカウント情報とパスワードを入力してもログインできない状態となります。一時的なロックアウトは約1時間で自動的に解除されます。
アカウントをロック・凍結されるとログインできない?
Twitter運営によるアカウント停止措置には、「ロック」「凍結」「永久凍結」の3段階があります。自分のTwitterアカウントが「ロック」の措置を受けた場合は、ログインすることが不可となります。ところが、「凍結」された場合はツイートなどの操作こそ不可ですが、ログインして読み取り専用モードで利用することは可能です。詳しくは下記の関連記事をご参照ください。
まとめ
Twitterでログインできない場合の多くは、アカウント情報の記憶違いやパスワードを忘れたことが原因だと思われます。最低限、メールアドレスだけでも覚えていれば、パスワードをリセットして、ログインすることが可能となるはずです。
その一方で、スマホの機種変更やSIMの乗り換えによって、認証コードのSMSを受信できなくなった場合は、Twitterヘルプセンターのフォームから「2要素認証コードの受信で問題が起きている」ことを報告して、助けを待つ必要が生じるかもしれません。