パナソニックは4月8日、人気のスチームオーブンレンジ「ビストロ」シリーズの新製品となる「NE-UBS10A」を発表した。発売は6月下旬で価格はオープン、推定市場価格は160,000円前後。本体カラーはブラックとホワイトの2色。
NE-UBS10Aは、庫内容量30Lタイプのスチームオーブンレンジ。付属の「ヒートグリル皿」と新設計のアンテナ制御によって、電波効率をアップさせた点が特徴。
庫内下段での蒸し焼き調理が可能になり、庫内を広々と使えるため、4人分の麺類メニューやごはんメニューを作れる。ヒートグリル皿は、裏面の発熱体によって最高230℃まで発熱し、予熱なしで高火力な調理を実現。冷凍ぎょうざや冷凍うどんを解凍せずにそのまま仕上げられる。
レンジ機能では、本体の「高精細・64眼スピードセンサー」が庫内の食材の分量を自動判定して、火加減をコントロール。これを活用した「ワンボウル調理」は、耐熱ガラス製ボウルに食材を入れると、パスタや中華料理を手軽に作れる好評の機能だ。新製品のNE-UBS10Aでは新たに「エスニック料理」メニューに対応し、レパートリーが広がる。
無線LAN(Wi-Fi)にも対応。プラットフォームアプリ「キッチンポケット」と連携させると、レシピの閲覧履歴から好みに合ったメニューが提案され、日々の献立決めに役立つ。6月上旬からは、予約が取れない伝説の家政婦として人気のタサン志麻さん監修によるメニューなどを新たに配信する予定。アプリ内のメニューはNE-UBS10Aへと送信でき、購入後も新しいメニューを増やしていける仕様だ。
このほか、スチームとヒーターを活用して耐熱性の容器やほ乳瓶、弁当箱などを除菌する「食器清潔コース」を新たに搭載した。
庫内容量は30L、本体サイズは幅494×奥行き435×高さ370mm(ハンドル含まず)、庫内サイズは幅394×奥行き309×高さ235mm、重さは19.9kg。レンジ高周波出力は1,000W(最大5分)、および800~150W相当、オーブン温度の調節範囲は70~300℃(240~300℃での運転時間は約5分)、発酵は30~65℃。