アンカー・ジャパンは、Anker Nano IIシリーズ最小のUSB急速充電器「Anker 711 Charger (Nano II 30W)」を4月5日に発売した。価格は2,990円。Anker Japan公式サイトやAmazon.co.jp、楽天市場、一部家電量販店などで取り扱う。

  • Anker 711 Charger (Nano II 30W)

パワー半導体素材のGaN(窒化ガリウム)を採用したUSB充電器で、独自技術の「Anker GaN II」を搭載してコンパクト化、高出力化を実現。本体サイズ/重さは約32×28×27mm(プラグ部分含まず)/約34gで、従来製品の「Anker Nano II 30W」より約30%小さく、一般的な30W出力の充電器と比べると約70%小型化。500円玉ほどのコンパクトサイズに収めたとする。

  • 最大30W出力のUSB急速充電器、500円玉ほどのコンパクトサイズに収めた

最大30W出力が可能なUSB-Cポートを搭載。一般的な5W出力の充電器と比べて、iPhone 13を最大3倍速く充電できるという(0%から30分充電した場合 / Anker調べ)。出力は5V/3A、9V/3A、15V/2A、20V/1.5A。

USB PowerDelivery(USB PD)との互換性を高めたPowerIQ 3.0(Gen 2)を搭載。スマートフォンやタブレット、Apple Watch、MacBook Airといったさまざまな機器で急速充電が行える。さらにProgrammable Power Supply(PPS)規格にも対応し、Galaxy S21などのPPS対応スマートフォンへの急速充電もできる。PPS対応機器への出力は3.3〜11.0V/3A、3.3〜16V/2A。

GaN IIでは、GaNの効率性をさらに向上。電源ICと回路設計に独⾃の⼯夫を施し、電⼦部品を省サイズ化するとともに、内部基板部品の⽴体配置と回路構造を最適化することで、高周波化によって発生する熱やノイズ(EMI)の抑制を実現している。