自分の位置情報をバックグラウンドで常に使用することをアプリに許可していますか? 許可していない場合、そのアプリは表示されていないときに位置情報を取得できないため、ルート案内など位置情報に関連した機能が使えなくなります。現在位置や移動距離のデータを必要とする"位置ゲーム"も遊べません。

だからといって、自分の位置情報をバックグラウンドで常に使用する設定にしていると、少々面倒なことも。ときどき「過去○日間に渡って○○回バックグラウンドで位置情報を使用しています」などと使用状況が現れますが、それはiOS 13以降セキュリティの観点から位置情報の管理が厳格化されたためで、「使用中のみ許可」の設定にしている場合は現れません。

この仕様は変更できませんが、マップ部分を非表示にすることは可能です。ホーム画面を埋め尽くすほどの大きさのダイアログが3分の1ほどスリム化するだけの話ではあるものの、周囲の人にマップを見られたくない、見られては困るという場合に役立ちます。

位置情報の仕様状況を知らせるダイアログでマップ部分を非表示にするには、「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」→「位置情報の通知」の順に画面を開き、「位置情報の通知で"マップ"を表示」スイッチをオフにします。

なお、このスイッチをオフにしても、位置情報の仕様状況を知らせるダイアログは変わらず届きます。この通知自体を無効化するには、「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」の順に画面を開き、通知を送信してくるアプリの画面で「常に」以外の選択肢を選びましょう。

操作手順をカンタン解説

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    1 自分の位置情報をバックグラウンドで常に使用する設定にしていると、ときどき地図付きのダイアログが現れます

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    2 このダイアログのマップ部分を非表示にするには、「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」の順に画面を開きます

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      3 「位置情報の通知」をタップします

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      4 「位置情報の通知で"マップ"を表示」スイッチをオフにします