セイコー「プロスペックス」、世界陸上オレゴン22記念の機械式クロノグラフ

セイコーウオッチのアウトドアウオッチブランド「プロスペックス」、そのクロノグラフコレクション「SPEEDTIMER」から、同社がオフィシャルタイマーを務める世界陸上オレゴン22の記念限定モデルが登場する。発売は6月10日、価格は352,000円。世界限定400本、うち日本国内は100本となる。

＜セイコープロスペックス＞ SPEEDTIMER メカニカルクロノグラフ世界陸上オレゴン22 記念限定モデル（SBEC015）

1960年代、セイコーウオッチは競技大会におけるストップウオッチで0.01秒単位の高精度な計測を実現。それ以来、数々の大会でオフィシャルタイマーを務め、1985年からは国際陸上競技連盟（World Athletics）が主催する世界陸上競技選手権大会の公式計時を担当している。今回の限定モデル「SBEC015」は、2022年夏に米国オレゴン州で開催される世界陸上オレゴン22を記念した機械式クロノグラフだ。

セイコーウオッチの計時を象徴するカラーのイエローを、クロノグラフ秒針と9時位置の30分積算計に採用。クロノグラフ秒針は、タキメーター目盛りまで届く長さとしつつ、先端をダイヤル側に曲げることで目盛りとの距離を短くして、高い判読性を確保した。りゅうずとボタンも扱いやすい形状を追求したとし、操作性にも配慮。また、砂目調のダイヤルは選手が駆けるトラックの質感をイメージしたものだ。

クロノグラフ秒針と30分積算計の鮮やかなイエロー、砂目調のダイヤルに注目

正面のディティール
裏ぶたのデザイン

ケースの裏ぶたには世界陸上オレゴン22の大会エンブレムをあしらい、「LIMITED EDITION」とシリアルナンバーを表記。ケースはシースルーバック仕様で、手巻き付き自動巻きの機械式クロノグラフムーブメント「キャリバー 8R46」の動きが見える。パワーリザーブは約45時間。

新開発というステンレススチールのブレスレットは適度な厚みと重量感を持ち、重心を下げたケースの安定感と合わせて、良好な装着性を提供する。付け替え用として、ステッチや裏材にイエローを用いたカーフストラップが付属。裏側の縫い目を隠すコンシール加工によって、汗や皮脂による革素材の劣化をおさえて耐久性を高めている。