気候が穏やかになり、薄着になるとムダ毛が気になりますよね。パナソニックの調査によると、同社の光美容器「光エステ」の購入者は女性だけでなく男性も増えているとのこと。男性のヒゲにも使えるところが人気の理由。そんな光エステの新製品が3月1日に発売になりました。メディア向けに開催されたパナソニックの「シェアードビューティーセミナー」から新製品の特徴を紹介します。
2週間でムダ毛を目立ちにくくする光美容器「ES-WP98」
光エステシリーズの新製品「ES-WP98」は、自宅でムダ毛をケアできる光美容器。黒い色に反応するIPSフラッシュの光を、ムダ毛が気になる部分に照射してケアする仕組みです。価格はオープンプライス、推定市場価格は82,500円前後です。
ES-WP98は2本のランプを備え、従来モデルと比べてパワーをアップ。パナソニックによると、2週間に1回のペースで2回使用した段階で、効果を実感できるとのこと。街のエステサロンなどで予約すると、予約の手間やスケジュール調整が面倒ですが、自宅で2週間に1回使えば実感できるならお手軽。
さらに、男性のヒゲのような太い毛でも効果を発揮。「ジョリジョリ感が少なくなり、使っているうちに肌の滑らかさやすべすべさを感じます」と、パナソニック ビューティー・パーソナルケア事業部の高橋瑠菜さんは説明します。
今回のセミナーには、美容に関心が高い男性のゲストとして、お笑いコンビ「ぺこぱ」のシュウペイさんと松陰寺太勇さんが登場。2人ともES-WP98を自分の腕に照射し体験しています。「ちょっと温かいくらいで、ぜんぜん痛くない!」(松陰寺さん)、「握りやすい」(シュウペイさん)とコメントしていました。
パワーアップしたのに痛みを感じにくいのは、ランプ部分にあるオレンジのパーツのおかげ。これは「肌刺激カットフィルター」というパーツで、肌の刺激(痛み)になりやすい波長の光を抑制しています。刺激を抑えつつ肌に優しくケアできるというわけです。「痛みがあるとケアを怠ってしまうので、痛くないのはいいですね」と松陰寺さん。
アタッチメントの使い分けでVIOケアもできる
ES-WP98には、ボディ・Vゾーン用のアタッチメントと、幅を狭くしたI・Oゾーン用のアタッチメント、フェイス用アタッチメントを付属。さらに、本体の重心バランスに配慮していたり、150度の角度をつけてちょっと手が届きにくい部位にもあてやすくしたりと、使いやすさにもこだわっています。
「(サロンのように)人に見られる恥ずかしさもないので、VIOゾーンを自分でケアできるのはうれしい」とシュウペイさん。松陰寺さんは「VIOも自分でできるんですか! ほかのムダ毛はサロンで脱毛したので、ムダ毛ケアで残しているのは、VIOゾーンだけなんですよ。自宅でケアしてみようと思います」と話していました。
このほかセミナー会場では、光エステを使う前には除毛が必要ということで、除毛に便利なボディフェリエ「ES-WR61」とボディトリマー「ER-GK81」も展示されていました。ボディフェリエのES-WR61は、ボディ専用シェーバー。防水仕様なのでお風呂でも使える点が特徴です。水洗い対応なのでいつでも気持ちよく使えます。発売は3月、価格はオープンプライス、推定市場価格は6,600円前後。
ボディトリマーのER-GK81は、腕、脚、胸、VIOゾーンのムダ毛を1台でお手入れできるアイテム。先端部分が丸みを帯びたラウンド形状の刃を採用し、肌に食い込みにくい点が特徴です。約0.1mm~12mmまで細かく除毛の長さを調節できるため、自分のスタイルにあわせて整えられます。2021年7月に発売済み。家電量販店などでの実勢価格は8,500円前後です。
美容家電を家族でシェア。自宅で使えばテラスで脱毛も
冒頭でも述べたように、光エステを購入したユーザーのうち、男性の割合が年々増加。オンライン会議などで自分の顔を目にする機会が増えたことや、自身が心地良く快適に過ごしたいという感覚を重視する男性が増加していることから、肌やムダ毛のケア意識が高まっているといいます。
そして、男性の美容意識の高まりを背景に、家族やパートナーと美容アイテムをシェアする人が増えているそうです。
セミナーの中で「ぺこぱ」の2人は、美容アイテムを家族とシェアするエピソードを紹介。シュウペイさんは、「乾燥肌なので、小さいころから母の乳液や化粧水を一緒に使っていました」とのこと。一方、松陰寺さんは「メイクをするので、妻と化粧水や美容液などをシェアしています。使ったあとで元の場所に戻さなかったり、キャップを間違えて付けたりして注意されることがありますね(笑)」と、「シェアあるある」を話しました。
自宅でムダ毛ケアができるメリットは、自分のタイミングや自宅の好きな場所でできるところ。ES-WP98の推定市場価格は82,500円後と、自分ひとりで使うアイテムとして考えるとちょっと勇気がいる価格です。でも、ドライヤーと同じように、家族や友人とシェアすると考えれば、購入のハードルは下がるのではないでしょうか。ちなみに、付属するアタッチメントは1種類1つずつですが、自分専用のアタッチメントを用意した場合は、アタッチメントのみでも購入できます。