タニタは3月1日に、高精度計測とデザイン性を兼ね備えたデュアルタイプ体組成計、インナースキャンデュアル「RD-930L」を発売した。タニタオンラインショップの価格は38,500円。カラーはブラックとホワイトの2色。

  • ブラック

  • ホワイト

RD-930Lは、タニタの体組成計測技術を集約したという「デュアルタイプ体組成計」シリーズの最新モデル。医療・研究機関の体組成計測で採用されている、身体を4つの成分(4 Compartment)で分析する「4C法」というものがあり、これで収集した生体データを基準として開発したアルゴリズムを搭載した。

計測データが専用サーバーに転送され、スマートフォン用アプリ「ヘルスプラネット」から、いつでもからだの変化を確認できる。データ転送はBluetoothと無線LAN(Wi-Fi)に対応。データを直接サーバーに転送する仕様として、操作の簡便化を図った。計測対象は最大4人まで登録可能で、乗るだけで測定者を自動判別。登録した着衣量を差し引いて計測がスタートする簡単計測を採用している。

また、タニタの家庭用体組成計では初となるアラーム機能を搭載。日内変動を伴う体組成は、常に同じ時間・条件で計測することが重要だという。アラーム機能は、設定した計測時間(1日最大4回まで設定可能)を音や光で知らせ、毎日の計測をサポートする。

アラーム機能が、生活リズムを規則正しく整える意識を高めるのにも役立つ。加えて、食事前のタイミングにアラームを設定することで、計測を思い起こさせ、食べ過ぎを防ぐといった行動変容を促すきっかけにもなるとしている。

  • 強化スモークガラスを用いるなど上質なつくり

表示部はバックライト付きのフルドット液晶。種類豊富なイラスト表示、数字、文字で視認性に配慮した。電源は内蔵の充電式バッテリーだ。本体表面の強化ガラスをスモークガラスとしたり、高級感あるパール加工を施したりすることで、上質なデザインに仕上げた。

体組成計として計測できるのは、体重、体脂肪率、筋肉量、内臓脂肪レベル、推定骨量、基礎代謝量、体内年齢、体内水分率、BMI、脈拍など。このほか、筋肉の質(状態)を分析する「筋質点数」の測定機能を搭載し、筋肉を筋繊維の状態まで分析して点数で表示する。本体サイズはW304×D327×H34mm、重さは約2.1kg。