NTTドコモ モバイル社会研究所は3月2日、災害とSNSに関する調査レポートを発表した。2021年10月に行ったWeb調査に基づいており、有効回答は9,072件。
災害時にSNSを使って情報収集するかという質問には、41.6%が利用すると回答。あわせて、災害時のSNSの情報を信用できるかをたずねたところ、「信用できる」「やや信用できる」という回答は合計33.2%に留まった。
これらの結果を重ねると、災害時にSNSで「情報収集をする・信用できる」派は20%、「情報収集をする・信用できない」派は21%となった。SNSで情報収集をすると答えた人でも半数以上は疑いの目を持って見ており、デマなどの危険性の周知がある程度進んでいることがうかがえる。
年代別に見ると、災害時にSNSで情報収集をする人は普段のSNS利用と同様に若年層ほど多い傾向があるものの、利用する派・しない派それぞれの信用する割合はあまり変わらない。