ASUS JAPANは2月17日、1月上旬に開催されていた国際展示会「CES 2022」でグローバル発表していたゲーミングノートPC「ROG Flowシリーズ」「ROG Zephyrusシリーズ」「ROG Strixシリーズ」「ASUS TUFシリーズ」の4モデルから、あわせて16機種を日本国内向けに発表した。2月17日から順次発売を予定する。

ROG Flowシリーズ

  • 「ROG Flow Z13」

ROG Flowシリーズからは、キーボードがデタッチャブル仕様になっている「ROG Flow Z13」と、ディスプレイを360度回転させて利用できる「ROG Flow X13(2022)」のあわせて4機種をラインナップする。両モデルともに専用外付けeGPU「ROG XG Mobile GC32」との接続をサポートしており、グラフィックス性能を大きく引き上げられる点が特徴。接続には独自端子を採用しており、インタフェースはPCIe 3.0 x8が用いられている。

  • 専用外付けGPU「ROG XG Mobile GC32」

専用外付けeGPU「ROG XG Mobile GC32」のラインナップには、新しくAMD Radeonグラフィックス搭載モデルを展開。これまで販売してきたNVIDIA GeForceシリーズも継続して販売し、好みに応じて選択できるようになる。なお、PC本体にも一部構成を除いてディスクリートグラフィックスを搭載しており、単体でも快適なゲームプレイを行える。

PC本体は2月17日から順次発売を予定しており、希望小売価格は199,800円~269,800円。専用外付けグラフィックスの発売日や価格については、現在のところ未定となっている。

ROG Zephyrusシリーズ

  • 「ROG Zephyrus Duo 16」

ROG Zephyrusシリーズからは、キーボードの上部にセカンドディスプレイを搭載する「ROG Zephyrus Duo 16」、一般的なスタイルで16型の大画面を採用する「ROG Zephyrus M16」、15.6型サイズの「ROG Zephyrus G15 (2022)」、14.0型の「ROG Zephyrus G14 (2022)」のあわせて4モデルを展開。天板にミニLEDを1,449個搭載してドット絵を表示できる「AniMe Matrix」対応モデルも用意する。

  • 一般的なシングルディスプレイ仕様の「ROG Zephyrus M16」

  • ミニLED「AniMe Matrix」対応モデルも用意

ROG Zephyrus M16については発売日と希望小売価格が公開されており、GeForce RTX 3070 Ti Laptopを搭載する「GU603ZW-I9R3070TIE」を2月17日に発売予定で、価格は349,800円。GeForce RTX 3060 Laptopを搭載する「GU603ZM-I9R3060E」は4月下旬発売予定で、価格は269,800円。

ROG Strixシリーズ

ROG Strixシリーズからは、eスポーツ向けのハイスペックな構成を採用した「ROG Strix SCAR」「ROG Strix」から15.6型モデルと17.3型モデルがそれぞれ展開され、あわせて4機種が登場する。ROG Strix SCARシリーズではIntel Coreプロセッサを採用し、ROG StrixシリーズではAMD Ryzenシリーズを採用する点が大きな違い。300Hzの高速駆動に対応するディスプレイも選択でき、本格的なゲームプレイにも向くとしている。

ROG Strix SCARについては発売日と希望小売価格が公開されており、15.6型の「G533ZX-I9R3080T」は2月21日発売予定で、389,800円。17.3型の「G733ZX-I9R3080T」も2月21日発売予定で、価格は399,800円。

ASUS TUFシリーズ

  • ASUS「TUF Dash F15」

ASUS TUFシリーズからは、「TUF Gaming A17」「TUF Gaming A15」「TUF Dash F15」のあわせて3モデル5機種を投入。初めてのゲーミングPCに向くとしており、MIL-STD-810H準拠のテストを複数クリアする高い堅牢性が大きな特徴。AMD RyzenやIntel Coreから好みの構成を選択でき、ディスプレイは144Hz駆動に対応。ゲーミングノートPCとして充実した体験が得られるという。

なお、ASUS TUFシリーズの3モデルについては発売日や価格については未定。国内投入そのものは決定しており、後日発表するとしている。