ヤマハは、Yamaha Guitar Groupが開発したLine 6ブランドのギターアンプ「Catalyst(カタリスト)」シリーズを2022年3月18日に発売する。今回投入されるのは「Catalyst 200」「Catalyst 100」「Catalyst 60」の3モデル。価格は「Catalyst 200」が79,200円、「Catalyst 100」が62,700円、「Catalyst 60」が46,200円となっている。
今回発売となる「Catalyst 200」「Catalyst 100」「Catalyst 60」は、Line 6独自のサウンド開発技術「HXサウンド・デザイン技術」による、クリーンからモダンなハイゲインまで、6種類のオリジナルのアンプ・サウンドを用意。エフェクトは、ディレイ/モジュレーション/ピッチ・エフェクトがそれぞれ6つのバリエーションによる計18種類、空間的な広がりや臨場感をコントロールできるリバーブを計6種類搭載している。ユーザーインターフェースはノブ型で、一般的なギターアンプと同じ感覚で扱えるよう配慮されている。本体にはPA機器や録音機器へダイレクトに接続できる「XLRダイレクト・アウト端子」に加え、内蔵の4チャンネル(4イン/4アウト)24bit 44.1/48kHz対応オーディオ・インターフェースを使用するためのUSB端子を装備しており、DAWなどへの信号も送れるようになっている。
また新開発した無料アプリ「CATALYST Edit」を使うことで、アンプのノブ設定、エフェクト編集などの細かい音作りをスマートフォンやタブレット、パソコンで行える。
各モデルの出力は品名が示す通り、「Catalyst 200」が200W、「Catalyst 100」が100W、「Catalyst 60」が60Wとなっている。サイズと質量は、「Catalyst 200」がW694×H478×D262mm/18.9kg、「Catalyst 100」がW564×H478×D260mm/14.5kg、「Catalyst 60」はW505×H444×D260mm/11.8kg。
また、チャンネルおよびエフェクトのオン/オフをリモートで切換えられる専用フットスイッチ「LFS2」とそれぞれのモデルに対応した専用カバーも2022年春に発売となる。価格は「LFS2」が6,380円、「Catalyst 200」用のカバーが6,380円、「Catalyst 100」用のカバーと「Catalyst 60」用のカバーは4,400円。