Twitterの通知バッジが消えないときの対処法

Twitterの通知バッジが消えない状態とは

Twitterでは「通知が消えない」という嘆きが毎日のようにツイートされています。Twitterアプリのアイコンやアプリ内のタブに通知バッジが表示されていると、リプライやDMが届いたかなと気になりますよね。この記事では、通知を確認する基本的な方法から、原因が不明な場合の対処法まで解説します。

• Twitterアプリのアイコンに付いた通知バッジ。自分のツイートやアカウントに何らかの反応があったり、DMが届いたときのサインです

• Twitterのホーム画面。通知タブやDMタブのボタン、自分のアイコン画像に通知バッジが付くと、何の知らせが届いたか気になります

• Twitterで「通知消えない」のキーワードを検索した結果です。検索当日の1日だけで、190件のツイートがヒットするほど多くのユーザーが困っています

未読の通知をすべて確認する方法

Twitterの通知バッジを消すためのもっとも基本的な対処法は、通知タブやDMタブを更新して未読のものを一掃することです。非公開アカウント（鍵垢）のユーザーや複数アカウントを運営しているユーザーは、見落としがちなポイントもあります。

通知タブを更新する

Twitterアプリに通知がたくさん届いていても、下記の方法で更新すれば、すべてを読んで確認する必要はありません。

• Twitterアプリの通知タブを開き（ベルのアイコンをタップ）、画面中央部を下方にドラッグすると、最新の状態に更新され、すべての通知が既読となります

DMタブを更新する

未読のDMも通知と同じようにタブを更新すればOKです。未読の数が少なければ、DMタブを表示したタイミングで既読に変わります。

• TwitterアプリのDMタブを開き（封筒のアイコンをタップ）、画面中央部を下方にドラッグすると、最新の状態に更新され、すべてのDMが既読となります

フォローリクエストを確認する

通称「非公開アカウント（鍵垢）」に設定しているユーザーには「フォローリクエスト」が届くことがあります。未確認のフォローリクエストは通知バッジに反映される場合があるので、次の方法でクリアにしましょう。

• Twitterアプリ右上の自分のアイコン画像からメニューを開いて、通知アイコンが付いた「フォローリクエスト」をタップします。次の画面で承認、拒否、無視いずれの対応をしても通知は消えます

複数アカウントをチェックする

複数のアカウントを切り替えてTwitterを運用している人は、今見ているアカウントとは別のアカウントに通知やDMが届いている可能性があります。メニューから別アカウントの状態を確認して、バッジが付いていたら、そのアカウントに切り替えて対処しましょう。

• 通知タブやDMタブにバッジがなく、自分のアイコン画像にバッジが付いている場合は、別アカウントに通知やDMが届いているかもしれません

• 自分のアイコン画像 → 三点ボタン（Androidではｖボタン）の順にタップし、数字の付いているアカウントに切り替えて、通知タブやDMタブを閲覧あるいは更新しましょう

Twitterユーザーの実体験による対処法

「Twitterの通知が消えない」と困っているツイートは、通知やDMの未読が残っていたという単純な問題ではなく、原因を特定できない場合が多くを占めています。ここでは、Twitterユーザーの実体験に基づく対処法を紹介します。

「いいね」されたり、DMを受け取る

「原因不明の通知消えない現象」に対して、Twitter上で多く共有されている解決策が、誰かに自分のツイートを「いいね」してもらったり、リプライやDMを送ってもらう方法です。「いいねして」「リプライして」とフォロワーに呼びかけたり、自分のサブアカウントから行ってもよいでしょう。DMであれば、自分のアカウントから自分のアカウントに送信できます。

• 自分で自分にDMを送るには、DMの送信先に自分のアカウント名やユーザー名を入力します。DMの送り方は、下記の関連記事で詳しく解説しています

ブラウザ版Twitterにアクセスする（ログインする）

Twitter上では、「ブラウザでTwitterを開いたら、通知バッジが消えた」という報告例が多数あります。使用中のスマホやPCで自分のTwitterアカウントにログインして、ホーム画面を開いてみましょう。

• 万全を期すなら、ブラウザ版Twitterにアクセスしたうえで、通知やDMに未読がないか確認しましょう

通知のミュート設定をオン／オフする

通知の設定から「ミュートしている通知」のオン／オフを切り替えることで解決した実例も報告されています。下記の手順でお試しください。

• 【1】Twitterの通知タブを開き、右上の設定ボタンをタップします

• 【2】「フィルター」をタップします

• 【3】「ミュートしている通知」をタップします

• 【4】すべてのスライドスイッチを現在と逆の設定に変更して（全オフなら全オン）、「完了」をタップします。通知バッジが消えたことを確認できたら、再設定しましょう

通知のクオリティフィルターをオフにする

通知の設定で「クオリティフィルター」をオンにしていると、通知バッジには反映されるけど、フィルターによってスパム扱いされて、自分では読めないものが生じます。クオリティフィルターを一時的にオフにして、未読の通知が現れるか確認してみましょう。

• Twitterの通知タブ → 設定ボタン →「フィルター」と進み、「クオリティフィルター」をオフにして、「完了」をタップします。その後、未読の通知を確認します

DMのフィルターをオフにする

DMの設定にも「不適切な内容のメッセージをフィルタリングする」という項目があります。これを一時的にオフにして、スパムメッセージも既読にしてみましょう。このとき「既読通知を表示」の項目をオフにしておけば、相手に既読通知が届くことはありません。

• TwitterのDMタブを開き、設定ボタンをタップした画面です。「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」をオン、「不適切な内容のメッセージをフィルタリングする」をオン、「既読通知を表示」をオフにしてから、DMタブを確認します

リストを確認して、不審なアカウントをブロックする

筆者が一番厄介だと思ったのは、自分に対してアクションしたアカウントが凍結されたりして、通知やDMが未読状態になり続けるケースです。Twitter上では、不審なアカウントに自分がリスト登録されていないか確認したうえで、相手アカウントをブロックする対処法が共有されています。

• 【1】Twitterアプリ右上の自分のアイコン画像からメニューを開いて、「リスト」を選択します

• 【2】リスト画面右上の三点ボタンをタップして、「自分がメンバーになっているリスト」をタップします

• 【3】不審なリストを見つけたら、それをタップします

• 【4】リストの詳細画面右上の三点ボタンをタップして、リスト作成者をブロックします

Twitterアプリやスマホ本体などに問題がある場合

Twitterアプリやスマホ、あるいはTwitterのサービス自体が不具合を起こしている可能性もゼロではありません。ここまでに紹介した対処法でも解決しない場合は、次のリストを試してください。Twitterの不具合情報は、公式アカウント「@TwitterJP」をチェックするとよいでしょう。

• Twitterアプリを再起動する（終了して再度開く）
• スマホを再起動する（電源をオフにして、再度オンにする）
• アプリを再インストールする（削除して、再度インストールする）
• Twitterの不具合情報を確認する（@TwitterJPなどで情報収集）

まとめ

筆者はTwitterの通知を消せなくなった経験はないのですが、実に多くのユーザーに起きている事象であることに驚きました。この記事にたどり着いた人の多くが「原因不明の通知消えない現象」に見舞われていると推察します。未読の通知を単純に確認しただけでは解決しなかった場合は、この記事で紹介した「Twitterユーザーの実体験による対処法」をお試しください。