サムスン電子ジャパンは2月4日、日本国内で販売されるAndroidスマートフォン「Galaxy」シリーズの一部機種で、3世代のOSバージョンアップと最大4年間のセキュリティアップデートを保証すると発表した。

サムスンは海外ではすでに同内容のアップデート保証を2020年から宣言しているが、日本国内で通信キャリアを通じて販売されたモデルにも適用することを明記したのは今回が初。

フラグシップモデルのSシリーズとNoteシリーズ、フォルダブル端末のZシリーズの全機種が対象となる。ミドルレンジのAシリーズでも、比較的スペックの高いA52 5GやA51 5Gは対象機種に含まれる。

発売時のOSバージョンから3世代のメジャーアップデートを行うほか、発売から4年間は定期的なセキュリティアップデートを継続する。なお、アメリカなどの一次販売国での発売日が基準となるため、日本での発売までにタイムラグがあった機種についてはアップデート期間が4年に満たない場合がある。

今後発売される機種に限らず、Galaxy S10(2019年発売)などにもさかのぼって適用する。発表時点での対象機種は下記のとおり。

  • Sシリーズ:Galaxy S21 Ultra 5G、S21+ 5G、S21 5G(Olympic Games Editionを含む)、S20 Ultra 5G、S20+ 5G(BTS Editionを含む)、S20 5G、S10+(Olympic Games Editionを含む)、S10
  • Noteシリーズ:Galaxy Note20 Ultra 5G、Note10+(Star Wars Editionを含む)
  • Zシリーズ:Galaxy Z Fold3 5G、Z Fold2 5G(Thom Browne Editionを含む)、Fold、Z Flip3 5G、Z Flip 5G、Z Flip(Thom Browne Editionを含む)
  • Aシリーズ:Galaxy A52 5G、A51 5G