リコーの海外現地法人が、360度カメラの新製品「RICOH THETA X」を発表した。ライブビューを表示するタッチパネル式のカラー液晶をシリーズで初めて搭載したほか、こちらもシリーズ初となる交換式バッテリーや外部メモリーカードにも対応。従来モデルで寄せられていた要望に対応して使い勝手を高め、おもにビジネス用途に売り込む。本体カラーはメタリックグレー。海外での発売は3月の予定。日本での発売時期や価格は未定。

  • シリーズで初めてカラー液晶、microSDスロット、交換式バッテリーを搭載した360度カメラ「RICOH THETA X」が海外で登場した

2.25インチのカラー液晶はタッチ操作に対応し、撮影設定や撮影画像の確認などがスマートフォンを使わずにできる。

  • THETA伝統のスタイルはそのままに、2.25インチのカラー液晶を搭載

写真の最大画像サイズは11K(11,008×5,504ドット)、動画は5.7K(5,760×2,880ドット)、ライブストリーミングは4K(3,840×1,920ドット)に対応する。内蔵マイクはモノラル。

THETAシリーズで初めて、交換式のリチウムイオン充電池とmicroSDカードに対応したのがポイント。バッテリーや内蔵メモリーの不足を気にせず撮影できる。電源はUSB Type-C端子経由で充電できる。46GBのメモリーも内蔵する。GPSも内蔵する。

本体サイズはW51.7×H136.2×D29mm、重さは約170g。

  • 建物内の撮影など、ビジネスシーンでの活用を見込む