東武トップツアーズと栃木県小山市は、小山市コミュニティバス「おーバス」において、スマートフォンを利用した「モバイル回数券」を2月1日に運用開始する。

  • 画面を見せるだけで乗れるバス回数券を導入

    画面を見せるだけで乗れるバス回数券を導入

「おーバス」では2021年10月に、キャッシュレス決済で購入でき画面表示を見せるだけで乗れる「モバイル定期券」を導入した。今回サービスを拡大し、回数券にも対応する。

モバイル回数券は現金より約17%、紙回数券より約8%安く設定される。また、紙の回数券と同様に、家族分や友人分など数回分を同時に出せる機能も用意した。

このようなスマートフォン上で完結する定期券・一日乗車券を導入するバス事業者は近年増えているが、専用のMaaS(Mobility as a Service)アプリを利用する方式が主流となっている。「おーバス」のモバイル定期券・回数券は、多くの人が利用するLINEアプリの中で購入・提示ができる仕組みを整え、利用のハードルを下げたことが特徴。