カシオ計算機から、2022年2月発売予定のOCEANUS新製品情報が発表された。そこで、今回も実機写真とともにお届けしたい。

Classic Lineの2モデルにグリーンダイヤル

“Elegance, Technology”をブランドコンセプトに、先進のテクノロジーとスポーティデザインを併せ持つOCEANUS(オシアナス)。そのプレミアムライン「Manta(マンタ)」で培われた技術と美意識を、日常使いの実用機に落とし込んだ「Classic Line」の「OCW-T4000」シリーズに新色が登場する。

  • OCEANUS王道のチタン外装(チタンカーバイド処理)クロノグラフ、OCW-T4000C-3AJF

OCEANUSが長年にわたり培ってきたブルー蒸着とグリーンの着色、インダイヤル部のみで発電する「インダイヤル・ソーラー」を組み合わせ、鮮やか&爽やかなブルーグリーンのダイヤルを実現した。ケースとバンドはチタン製で、重さは90g。

  • 刻印のないフラットなベゼルと立体的なダイヤル表現のコントラスト

  • Mantaで培われた技術が惜しげもなく投入されたダイヤル

また、シンプルで洗練された3針フェイスとステンレス外装が特徴的な「OCW-T200」シリーズ にも、グリーンダイヤルのモデルが登場。こちらは蒸着によってダイヤルを着色している。効率的に受光発電する遮光分散型ソーラーを用い、上質な外観と時計性能を両立させている。重さは133g。

  • ステンレス外装(チタンカーバイド処理)の三針モデル、OCW-T200-3AJF

  • 文字板にソーラーセルを使いながら、鮮やかなグリーンを表現

  • 「りゅうず+ボタンひとつ」の操作系も、使いやすいと好評

機能面は、両モデルとも各ベースモデルと同様。標準電波の受信機能による時計単体での時刻修正に加え、Bluetoothを利用したスマートフォンリンクによる時刻修正機能を搭載している。スマートフォンが近くにあればボタン操作なく接続し、時刻を修正。世界中で正確な時刻を取得できる。

さらにOCW-T4000は、スマートフォンアプリを使って、ワールドタイムの時刻設定を約300都市から直感的に設定可能。タイムゾーンやサマータイムの変更にも自動的に対応するので、海外の支店や取引先との連絡、オンライン会議の時間確認にも便利だ。

OCEANUSはスマホアプリから時計の電池残量を確認したり、針位置の補正も可能。時計のコンディションをスマホで手軽に管理できるのがうれしい。

そのほか、熟練の技を要するザラツ研磨、チタンカーバイドによるケース・バンドの表面硬化処理など、細部への気配りも紛れもないOCEANUSの血統だ。価格は「OCW-T4000C-3AJF」が115,500円、「OCW-T200-3AJF」が66,000円。