12GBメモリの強化版GeForce RTX 3080

NVIDIAのGPU「GeForce RTX 3080」に、メモリ容量12GB版が新登場、搭載グラフィックスカードが発売された。入荷が確認できたのは、MSIの「GeForce RTX 3080 Gaming Z Trio 12G LHR」とASUSの「ROG-STRIX-RTX3080-O12G-GAMING」で、価格はそれぞれ、229,000円前後と205,000円前後。どちらもオーバークロックモデルだ。

  • MSIの「GeForce RTX 3080 Gaming Z Trio 12G LHR」

  • ASUSの「ROG-STRIX-RTX3080-O12G-GAMING」

新モデルでは、メモリが10GB→12GBに増えたほか、メモリバス幅は320bit→384bit、CUDAコアは8,704基→8,960基へと、それぞれ強化された。それに伴い、消費電力も320W→350Wへと大きくなっており、注意が必要だ。ただ現状、10GB版が14万円前後から買えることを考えると、ちょっと割高感が気になるところかもしれない。

Western Digitalからも容量20TBモデル

Western Digitalのデータセンター向け3.5インチHDD「Ultrastar DC」に、容量20TBの「HC560 WUH722020ALE6L4」が登場した。過去最大容量となる20TBモデルは、SeagateからIronWolf ProとExosが発売されていたが、Western Digitalからはこれが初めて。2.2TB×9枚プラッタで20TBを実現した。オリオスペックでの価格は99,660円。

  • Western Digitalの「Ultrastar DC HC560 WUH722020ALE6L4」(写真:オリオスペック