エレコムは1月11日、Microsoft Pen Protocol 2.0(MPP2.0)に対応した端末で使える充電式アクティブタッチペンを発表した。ブラック(P-TPMPP20BK)とブルー(P-TPMPP20BU)の2色展開で、1月中旬より発売する。価格はオープンで、店頭価格はは7,480円。

  • 左から、P-TPMPP20BU(ブルー)、P-TPMPP20BK(ブラック)

最新モデルの「Surface Pro 8」「Surface Go 3」など、MPP2.0対応端末で使えるアクティブタッチペン。

筆圧と傾きを検知することで、筆記具のように濃淡や強弱のある表現が可能。手のひらが画面に接触した状態での誤動作を防ぐ「パームリジェクション」機能を備える。選択ボタン・消しゴムボタンを搭載し、範囲選択や文字の消去が手軽に行える。

  • 約1時間の充電で、連続約80時間にわたって使用できる

ペアリング操作は不要で、画面にペン先を近づけると自動で電源が入り、一定時間使わないと自動的にスリープ状態となる。約1時間のUSB充電で、連続で約80時間にわたり使えるとしている。

ペン先は約2mmで、導電性に優れたポリアセタール素材を採用。ゴムに比べて耐久性に優れ、金属に比べて液晶画面を傷つけにくく、従来品では反応しづらかったガラスフィルムの上からでも滑らかに操作できるとする。ペン先が劣化したら、替えのペン先(P-TPMPP)と交換することで、快適な操作感を維持できる。

  • ペン先が劣化した際は別売りのペン先(P-TPMPP)と交換可能

主な仕様は、本体サイズが長さ約145mm×直径約9.5mm、重さが約16g。ペン先のサイズは約2mm、重さが約16g。電池はリチウムイオン電池で、使用時間は約80時間、充電時間は約1時間。材質はペン先がポリアセタール、本体がアルミニウム。MicroUSBケーブルが付属する。

  • 筆圧や傾きを検知することで繊細な描き込みが可能