フックアップは、ミニ鍵盤を採用した米Nektar TechnologyのUSB MIDIキーボード「Impact GX Mini」と「Impact LX Mini」を2021年12月23日より販売開始する。メーカー希望価格は「Impact GX Mini」が10,450円、「Impact LX Mini」は17,600円。

  • 「Impact GX Mini」

「Impact GX Mini」は、シンプルな操作性を身上とするUSB MIDIキーボード「GXシリーズ」に属するモデル。バックパックに収まるサイズに、ベロシティ対応の25鍵ミニ鍵盤、モジュレーションコントロール用のジョイスティック、Nektar DAWインテグレーションを搭載。演奏中に専用のボタンを押すことで、オクターブシフトしたり、トランスポーズしたり、別のMIDI チャンネルへの切り替えたりといったことができる「パート2」機能も装備する。小型MIDIキーボードでは珍しいフットスイッチ端子を用意しており、付属の1/8インチ - 1/4インチ変換アダプターを使用することで、標準的なサスティンペダルなどを接続できる。サイズはW39xD11.5xH3.2cmで、質量は0.49kg。

  • 「Impact LX Mini」

「Impact LX Mini」は、ノブやパッドといったリアルタイムコントロール操作子を搭載するUSB MIDIキーボード「LX+シリーズ」の直系モデル。25鍵ミニ鍵盤、モジュレーションコントロール用のジョイスティック、8つのベロシティ対応パッド、8基のコントロールノブ、Nektar DAWインテグレーションを搭載。「Impact GX Mini」同様、「パート2」機能も装備し、フットスイッチ端子にも対応する。鍵盤左側の7つのトランスポートボタンは、DAWのコントロールに適しており、すべてのボタンにMIDIアサインが可能となっている。サイズはW39xD18.5xH3.8cmで、質量は1.0kg。

動作環境はともにMac OS X 10.7以降またはWindows 7以降、USBクラス・コンプライアントに対応しているので、Apple Lightning - USB 3 カメラアダプタなどの利用でiOSでの利用も可能。各デバイスとの接続はマイクロUSBポートで行う。なお、前述の通り、両モデルとも各種フットスイッチに対応するが、ハーフダンパー対応のフットスイッチは利用できない(TSタイプのみ)。