BiCS FLASH採用の高速なM.2 NVMe SSD

キオクシアから、PCI Express 4.0に対応した高速なM.2 NVMe SSD「Exceria Pro」が登場、発売が開始された。フラッシュメモリはTLCの「BiCS FLASH」を採用し、データ転送速度は、リードが最大7,300MB/s、ライトが最大6,400MB/s。容量は最大2TBで、価格は、1TBモデルが22,000円前後、2TBモデルが43,000円前後だ。

  • キオクシアの「Exceria Pro」。同社の「BiCS FLASH」を採用したモデルだ

ついに容量20TBの3.5インチHDDが登場

SeagateのNAS向け3.5インチHDD「IronWolf Pro」シリーズに、過去最大容量となる20TBモデル「ST20000NE000」が登場した。記録方式は従来と同じCMRで、ヘリウム充填タイプ。データ転送速度は285MB/sと、18TBモデル(ST18000NE000)の260MB/sから少し向上している。価格は73,000円前後で、3年間のデータ復旧サービスも付属。

  • Seagateの「IronWolf Pro」に20TBモデルが登場(画像:オリオスペック)

3,000回転超えの超高速・爆音ファン

Thermalrightの「TL-B12 Extrem」は、最大風量が112CFMという高性能12cmファン。通常モデルの回転数2,150rpmを3,150rpmに上げることで、静音性は犠牲になるものの(28.1dBA→40.5dBA)、この大風量を実現した。またデュアルボールベアリングの採用により、高回転でも安定している。価格は3,500円前後。

  • Thermalrightの「TL-B12 Extrem」。3色(黒・白・赤)の防振ゴムが付属する

  • 通常モデル「TL-B12」と同じく、背面の支持フレームはY字で、ロスが少ない

IPS液晶付きの簡易水冷に42cmモデル

Corsairの「iCUE H170i Elite LCD」は、水冷ブロックに2.1インチIPS液晶を搭載したオールインワン水冷CPUクーラー。このH170iは大型の42cmラジエータを採用したモデルで、簡易水冷ながら、極めて高い冷却性能が期待できる。液晶画面には、システム情報や好みの画像などを表示可能だ。価格は42,000円前後。

  • Corsairの「iCUE H170i Elite LCD」。14cmファンをトリプル搭載する

  • 480×480ドットの液晶画面には、画像やシステム情報などを表示可能だ

24cmサイズで36cmサイズの冷却能力?

Phanteksの「Glacier One 240 T30」は、30mm厚の高回転12cmファン「T30-120」と38mm厚のラジエータを採用したオールインワン水冷CPUクーラー。ケース内での干渉に注意は必要なものの、これにより、24cmサイズながら、36cmサイズクラスの冷却性能を発揮できるという。オリオスペックでの価格は28,980円。

  • Phanteksの「Glacier One 240 T30」。ファンの回転数は最大3,000rpmと高速

  • 24cmサイズの簡易水冷ながら、驚きの厚さ。設置スペースには注意が必要だ