独トルンプは、自社の金属3Dプリンタ「TruPrint 1000」および「TruPrint 3000」のレンタスサービスをオリックス・レンテックを通じて開始したことを発表した。またオリックス・レンテックはこれに併せて、同社東京技術センター内「Tokyo 3D Lab.」に、「TruPrint 1000」を導入したことを発表した。

  • 「TruPrint 1000」

    「TruPrint 1000」の外観

トルンプの金属3Dプリンタは、金型で利用されるマルエージング鋼をはじめ、ステンレス、ニッケル基合金、アルミニウム、チタン、純銅などの材料を用いて造形が可能であり、日本でも造形品質や運用性、安全性に対する評価を受けつつも、導入の際の初期投資を抑えたいという声があったことから、オリックス・レンテックのオペレーティングリース(商品名:Lレンタル)での提供を決めたという。

同リースでは、TruPrint 1000が通常価格5000万円(税別)~となっているところ、月額86万2100円(税別)~、TruPrint 3000が通常価格1億5000万円(税別)~のところ、月額267万1700円(税別)~で利用することが可能になるという。

また、オリックス・レンテックのTokyo 3D Lab.では、TruPrint 1000の実機見学に加え、技術員のサポートを受けながら造形を体験できる環境が提供されるという。