ブリヂストンサイクルは11月10日、「走りながら自動充電」機能を備える電動アシスト自転車として、「アルベルトe」「カジュナe」「ステップクルーズe」「フロンティアデラックス」「ティービーワンe」の2022年モデルを発表した。

今回の2022年モデルは、走行中にペダルを止める、または左ブレーキをかけると、モーターの制動力を利用して自動で回復充電する「走りながら自動充電」機能を搭載。違和感のない制動力で効率的に発電し、走行距離をのばす。一定時間下り坂が継続する場合などは、制動力を上昇させて充電する電力量を増やす。

2022年モデルでは、1回の充電におけるアシスト距離を向上。航続距離として、パワーモードで62lm、エコモードで200kmと、従来モデルから53%アップしている。相対的に充電回数も減るため、充電の手間を軽くして省エネにも貢献するとしている。2022年モデルの概要は以下の通り。

アルベルトe(通学・通勤向けモデル)

  • アルベルトe(通学・通勤向けモデル)

  • 発売日:12月上旬
  • 価格:161,000円(26インチ)、163,000円(27インチ)
  • カラー:M.Xジェードオリーブ、M.XHスパークルシルバー、T.Xアンバーブラック(ツヤ消し)、P.Xシャンパンホワイト、M.XジュエルDブルー
  • タイヤサイズ:26インチ、27インチ
  • シフト段数:3段(26インチ)、5段(27インチ)
  • 重さ:25.8kg(26インチ)、26.6kg(27インチ)

カジュナe(通学・通勤向けモデル)

  • カジュナe(通学・通勤向けモデル)

  • 発売日:11月上旬
  • 価格:152,000円
  • カラー:E.Xアメリカンブルー、E.Xキャラメルブラウン、T.Xマットショコラ
  • タイヤサイズ:26インチ
  • シフト段数:3段
  • 重さ:28.6kg

ステップクルーズe(通学・通勤向けモデル)

  • ステップクルーズe(通学・通勤向けモデル)

  • 発売日:11月上旬
  • 価格:152,000円
  • カラー:E.Xマスタードイエロー、T.Xクロツヤケシ(ツヤ消し)、T.Xマットカーキ(ツヤ消し)、E.Xバイオレットブルー、F.Xアクティブレッド
  • タイヤサイズ:26インチ
  • シフト段数:3段
  • 重さ:27.7kg

フロンティアデラックス(買い物向けモデル)

  • フロンティアデラックス(買い物向けモデル)

  • 発売日:12月上旬
  • 価格:147,000円
  • カラー:F.Xベルベットローズ、E.Xノーブルネイビー、M.XHスパークルシルバー、E.Xクリ-ムアイボリー、F.Xカラメルブラウン、E.Xグレイッシュミント
  • タイヤサイズ:24インチ、26インチ
  • シフト段数:3段
  • 重さ:26.7kg(24インチ)、27.4kg(26インチ)

ティービーワンe(スポーツ向けモデル)

  • ティービーワンe(スポーツ向けモデル)

  • 発売日:12月下旬
  • 価格:152,000円
  • カラー:T.Xマットグレー(ツヤ消し)、T.Xネオンライム(ツヤ消し)、E.Xブラック、M.Xオーシャンブルー
  • タイヤサイズ:27インチ
  • シフト段数:7段
  • 重さ:22.4kg

コロナ禍で自転車通勤が増加

ブリヂストンの調査によると、コロナ禍において自転車通勤を始めた社会人が大幅に増加。理由として「感染症対策のため」とした人が約80%を占めている。自転車による片道の通勤時間(平均)も、コロナ禍の前は約24分だったのに対して、コロナ禍以降は約46分まで長くなった。