アップルが、プリペイド型のギフトカードを「Apple Gift Card」にリニューアルしました。これまでのシンプルなカード型から、カラフルなアップルロゴが描かれた封筒型になり、ギフト向きのリッチな装いに一新。中にはコードが書かれたシートが格納されているのですが、表から見えたアップルロゴは実はステッカーだった、という楽しい仕掛けが施されていました。

  • アップルのギフトカードが、新たに「Apple Gift Card」に一新。封筒型のリッチな見た目になっただけでなく、Apple Gift Cardでしか入手できない専用ステッカーが手に入る魅力も

これまで、アップルのギフトカードは、デジタルコンテンツやサービスの購入に使える青い「App Store & iTunesギフトカード」と、アップル製ハードウエアの購入に使える白い「Apple Storeギフトカード」の2種類がありました。これら2種類のカードは廃止され、新しいApple Gift Cardに一本化されます。

装いが新しくなったApple Gift Cardですが、使い方は従来のギフトカードと基本的に同じ。封筒を開封すると取り出せるシートの裏面にコードが記載されているので、そのコードを使って直営店のApple Storeで買い物をしたり、自分のApple IDに残額を追加できます。

  • 前面にカラフルなアップルロゴを配した新しいApple Gift Card。封筒タイプとなっており、開封するワクワク感も楽しめる

  • 封筒には、コードが印刷されたシートが入っている

ユニークなのがシートの表面です。カラフルにデザインされたアップルロゴがプリントされているのですが、実はステッカーになっています。iPhoneやMacBookなどのアップル製品に付属するアップルロゴのステッカーはホワイトなので、カラフルなステッカーはインパクト大! デザインはApple Gift Card専用で、当初は5種類が用意されますが、随時新デザインを追加していくそう。

  • アップルロゴは封筒に印刷されているのではなく、シートに印刷された絵柄が見える仕組みになっている

  • シートのアップルロゴは、実はステッカーになっていた! はがして好きな場所に貼って楽しめる

  • デザインはこの5種類を用意する。いずれもカラフルでオシャレなデザインで、どれを選ぶか迷ってしまいそう

販売場所によって購入できる券種が異なる

カラフルなステッカーが魅力的なApple Gift Cardは「オンラインのApple Store」、「全国のApple Store」、「コンビニエンスストアや家電量販店」のいずれかで購入できます。覚えておきたいのが、以下の表のようにそれぞれの販売場所で購入できる券種が異なること。ちょっと複雑なので注意しましょう。

発売日も異なります。オンラインのApple Storeが11月10日、全国のApple Storeが11月11日、コンビニエンスストアや家電量販店は11月中旬の予定です。

販売場所 購入できる券種
オンラインのApple Store バリアブルタイプ(1,000~500,000円)
「ギフトカードをEメールで贈る」用のバリアブルタイプ(1,500~50,000円)
「ギフトカードをEメールで贈る」用の固定金額タイプ(1,500円、3,000円、5,000円、10,000円、20,000円)
全国のApple Store バリアブルタイプ(1,000~500,000円)
コンビニエンスストア、家電量販店 バリアブルタイプ(1,000~100,000円)
固定金額タイプ(1,500円、3,000円、5,000円、10,000円)

コードをApple IDにチャージすると、Apple Storeの店頭では使えない

10,000円のApple Gift Cardを使って8,000円の買い物をした際、残額の2,000円はApple IDにチャージ(追加)できます。逆に、10,000円のApple Gift Cardを使って15,000円の買い物をした際、不足分の5,000円はクレジットカードなどで支払えます。

Apple Gift CardのコードをApple IDにチャージした場合、ハードウエアの購入はオンラインのApple Storeに限られ、全国のApple Storeの店頭では使えません。ただ、オンラインのApple Storeで購入手続きをし、購入した商品を全国のApple Storeで受け取ることは可能です。

これからクリスマスや年末年始、卒業や新生活などのイベントが目白押しになります。大事な人にお祝いやプレゼントを贈りたい時、誰にでも喜ばれるギフトとして覚えておくとよさそうです。