JR東日本は、シスコシステムズと協働し、入院時専用オンラインコミュニケーション端末の貸出サービス「Be With」に係る実証実験を10月22日から11月12日まで実施すると発表した。

端末2台を貸し出し、病室と自宅に置き、家族とのコミュニケーションを図る。

  • サービスイメージ

このサービスは、JR東日本グループのアイデア募集型の新事業創造プログラム「ON1000(オンセン)」にて応募したアイデアによる実証実験で、事業化に向けたサービスの改善や導入効果について検証する。具体的には、サービス利用者(入院患者・家族)へのサービス需要の確認と病院スタッフへの業務効率化の可能性の確認を行う。

実験を行うのは、JR東京総合病院 入院センター(東京都渋谷区代々木)で、2台×12セット(合計24台)を貸し出す。端末は、iPad(第8世代)とモバイルWi-Fiルーター(W07)。ソフトとしてシスコWebex(ビデオ会議システム)を利用する。