クリックテック・ジャパンは10月19日、米Qlikがノーコードの自動機械学習(AutoML)分野のプロバイダーであるBig Squidを買収したことを発表した。

この買収により、オンデマンド予測のためにAPIを介してAIモデルを直接呼び出すことがQlikの機能となり、キードライバー分析や予測的アナリティクス、What-Ifシナリオプランニングといった、データおよびアナリティクスチームが必要とする能力が高まるという。

QlikのCEO、マイク・カポネ(Mike Capone)氏は、「データおよびアナリティクスチームは、将来起きることを予測し計画するためのデータ活用には、手つかずの可能性があることを知っています。しかし、彼らにはその取り組みを促進するインサイトを見いだし、提供するためのリソースやモデリングが欠けているのです。Big Squidが提供するSaaSのノーコードの自動機械学習機能があれば、チームはAI駆動モデルを活用して、Qlik内で直接シームレスかつ容易にアナリティクス業務を強化することができ、重要な時にタイムリーな計画と行動のためのユニークなインサイトを提供することが可能になります」と述べている。