この記事では、Twitterの「友だちを見つける」機能とそれに関わる設定項目「見つけやすさと連絡先」について解説します。
Twitterの「友だちを見つける」機能とは
Twitterには、スマホの「連絡先」に登録している電話番号やメールアドレスの情報をもとにアカウントを探し出す「友だちを見つける」という機能があります。「友だちを見つける」を実行すると、「知り合いかもしれないTwitter利用者」が「おすすめアカウント」として抽出されます。
探す側は友人や知人のTwitterアカウントを調べることができる反面、探される側はプライバシー設定に注意しないと、自分のTwitterアカウントがリアルな関係者にバレる恐れもあります。
Twitterで電話番号やメアドからアカウントを検索する方法
では、Twitterの「友だちを見つける」機能を使って、スマホの「連絡先」に登録している電話番号やメールアドレスから、Twitterアカウントを検索する方法を紹介します。iPhoneでは、あらかじめTwitterアプリが「連絡先」にアクセスできるよう許可しておくことを強くオススメします。
以下、説明にはiPhone版のTwitter公式アプリを使用していますが、Androidスマホでも手順は同じです。
「友だちを見つける」機能の注意点
「友だちを見つける」機能を使う際に、いくつか注意したいポイントがあります。
「知り合いかもしれないTwitter利用者」の精度は完璧ではない
「知り合いかもしれないTwitter利用者」はその文言の通り、あくまでも「知り合いかもしれない」というレベルの抽出精度です。LINEやFacebookと違って、Twitterは匿名で利用できるSNSなので、アカウントの一覧に連絡先の名前や電話番号、メールアドレスは表示されません。誰がどのTwitterアカウントを使っているかは特定されず、自分で推測することになります。
また、「知り合いかもしれないTwitter利用者」は、必ずしも連絡先と一致するアカウントとは限りません。連絡先に登録している人がフォローしているアカウントの場合もあります。筆者の検証でも、全く知らない第三者のアカウントが多数表示されました。
発見されないようにプライバシー設定しているアカウントもある
「友だちを見つける」機能でアカウントを探し出すには、相手がTwitterの設定で「見つけやすさと連絡先」をオンにしている必要があります。オフにしている人は検出されません。詳しくは次のページで解説します。
iPhoneではTwitterから「連絡先」へのアクセス許可が必要
iPhoneでは、事前にTwitterから連絡先へのアクセスを許可しておかないと、連絡先をアップロードする際に下図の確認ダイアログが表示されます。
一見、この指示に従えばうまくいきそうですが、ここから許可してTwitterアプリに戻っても、作業はリセットされているうえに「おすすめアカウント」に「知り合いかもしれないTwitter利用者」は表示されません。
時間の経過とともに、「おすすめアカウント」一覧は改善されるかもしれませんが、「友だちを見つける」を実行する前にTwitterから連絡先へのアクセス設定を変更しておくのが確実です。
「友だちを見つける」で同期した連絡先を削除する方法
「友だちを見つける」機能を利用すると、Twitterに「連絡先」の情報が定期的に自動アップロードされ続けます。この動作をオフにして、アップロードした連絡先の情報を削除するには、Twitterのメニューを開き、「設定とプライバシー」→「プライバシーとセキュリティ」→「見つけやすさと連絡先」の順に進みます。
次のページでは、電話番号やメールアドレスから自分のTwitterアカウントを検索されないようにする方法について解説します。