GNオーディオジャパンは、ユーザーを常に画面の中心に映し出すというインテリジェントズーム機能を備えた、Jabraブランドの4K対応パーソナルWebカメラ「PanaCast 20」を10月に発売する。価格は38,500円。
Jabraのインテリジェントカメラ「PanaCast」シリーズの新製品。クリップで液晶モニターの上部に固定して使える。
AI技術を活用した「インテリジェントズーム」機能を搭載。ユーザーの動きを自動で追いかけ、常に画角の中心にユーザーがいるようにリアルタイムで画角を調整し、「まるで参加者同士が同じ部屋にいるような感覚で自然に会議を行える」とする。また、インテリジェントな自動照明補正機能(Lightning Optimization)によって使用環境を分析し、照明が不十分な場所でも自動で映像の明るさを調節できるという。
エッジ処理によりデバイス上で管理されるAIを搭載。メインピクチャー内に別のビデオストリームを設定・統合できるピクチャーインピクチャーモードが利用でき、デュアルストリームデバイスをサポートしていなくても、主要なユニファイド・コミュニケーション(UC)プラットフォームで動作する。
セキュリティ上の課題にも対応。AIを搭載したことにより、追加のソフトウェアをインストールしたりデータをクラウドに送って処理することなく、デバイス上で直接さまざまな機能が動作するため、データ漏洩のリスクを軽減できるという。さらに、カメラレンズをおおう一体型カバーを備えるなど、プライバシー面にも配慮した。保護ケースなどが付属する。