ソフトバンクは9月29日、コンテンツ配信管理を行う法人向けのクラウドサービス「visuamall(ビジュアモール)」の新サービスとして、専用アプリ不要で相手のスマートフォン(スマホ)のカメラ映像を見ながら遠隔サポートを可能にする「visuamall VISUAL TALK(ビジュアモール ビジュアルトーク)」を開発し、2021年9月30日から提供を開始すると発表した。

  • 「visuamall VISUAL TALK」サービス提供イメージ

同サービスは、遠隔地にいる人同士が、同じ映像を見ながらリアルタイムにコミュニケーションを取ることができるサービス。オペレーターが遠隔地にいるユーザーのスマホに指定のURLをSMSで送り、ユーザーはそのURLをタップするだけで、映像の共有と通話やチャット、ペンツールによる手書き機能などを使ったコミュニケーションができる。オンライン接客・診療や、工事現場の監督業務などでの活用が想定される。

Webブラウザ上で操作を行うため、専用アプリなどのインストールは不要。オペレーターから、ユーザーのカメラのオン・オフやズーミング操作、音声のオン・オフ、映像の一時停止などの制御が可能だ。

同サービスにより、企業は顧客の自宅にスタッフを派遣する業務や関連コストを削減でき、顧客は新型コロナウイルスへの感染に対する不安感の軽減といったメリットが想定される。提供価格は以下の通り。

  • 「visuamall VISUAL TALK」提供価格