クリエイティブメディアは、スピーカー出力を68%強化した2.1chゲーミングサウンドバー「Sound Blaster Katana V2」を直販サイトで9月下旬に先行発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は39,800円。

  • Sound Blaster Katana V2

1,680万色に輝くライトアップ用LEDを備えた「Sound BlasterX Katana」(2016年発売)から、5つのドライバーを3つの個別アンプで駆動する仕組みなどを引き継ぎながら、スピーカー出力を総合126W(66W+60W)/ピーク出力252Wまでパワーアップ。新たにARC(オーディオリターンチャンネル)対応のHDMI入力を搭載し、クリエイティブ独自のヘッドホンオーディオホログラフィ技術「Super X-Fi」にも対応するなど、機能強化を図っている。

「シャープでエレガント」というスリムプロファイルデザインを採用したサウンドバー本体と、別体のサブウーファーで構成。0.75インチ布製ドームツイーターや、6.5インチに大型化したロングスローサブウーファーにより、「明瞭でディティールの細かいサウンドと、強化されたインパクトのある低音」を実現する。

  • スリムプロファイルデザインを採用した、Katana V2のサウンドバー本体

  • Katana V2のサブウーファー

Dolby Audioデコーダーを備え、HDMIや光デジタル入力からのDolby Digitalコンテンツや、PC/MacのUSBマルチチャンネルオーディオを5.1chスピーカーサラウンドサウンドで楽しめるという。また、Sound Blasterオーディオプロセッサーも搭載。「Acoustic Engineオーディオ エンハンスメント技術」によって、没入感のあるサラウンドやダイナミックレンジの改善、パンチのある重低音などのエフェクト、足音や武器の切り替え音、武器のリロード音など、ゲーム内の重要な環境音をハイライトするScout Modeも利用できる。

独自のサラウンド技術「Super X-Fi」搭載ヘッドホン向けのUSB出力を装備し、別売の対応ヘッドホンなどと組み合わせてSuper X-Fiをワイヤレスでも楽しめるとする。また、さまざまな音の細部を聞き取れ、FPSやバトルロワイヤルゲームなどで対戦相手よりも優位に立てるという「SXFI BATTLE モード」も利用できる。

HDMI入力に加え、USBオーディオ(USB Type-C)、光デジタル入力(角形)、AUX入力を装備。ヘッドホン出力/ヘッドセット入出力とSXFI USB出力(USB-A)、専用サブウーファー出力を備える。サウンドバー正面にはフォーカスコントロールが可能な通話用マイクを内蔵し、ゲーム内のボイスチャットやビデオ通話などで利用可能だ。

Bluetooth 5.0に準拠し、手持のスマートフォンなどの音楽をワイヤレスで再生可能だ。対応コーデックはSBCのみ。PC/モバイル版のCreativeアプリを使い、サウンドバーのSound Blaster オーディオ プロセッシングやイコライザー、1,680万色RGBライティングの発光色・発光パターンをカスタマイズできる。

再生周波数帯域は50Hz~20kHz。本体サイズ/重さは、サウンドバーが約600×62×95mm/約1.52kg、サブウーファーが約150×367×367mm/約6.4kg。

  • サウンドバー本体の上面