パナソニックは8月31日、液体洗剤・柔軟剤に加えて、おしゃれ着洗剤タンクを搭載した洗濯容量12kgのななめドラム洗濯乾燥機「NA-LX129AL/R」を発表した。11月1日に発売し、価格はオープン。

  • パナソニックのななめドラム洗濯乾燥機「NA-LX129AL/R」

NA-LX129AL/Rは、本体のタンクに液体合成洗剤や柔軟剤を入れておくと、洗濯時に最適な量を自動で投入する自動投入機能を装備。今回新たに、おしゃれ着洗剤用のタンクも追加して「トリプル自動投入」機能とした。計量・投入の手間を省くほか、洗剤ボトルをストックしなくてもすむため、サニタリー空間をすっきり保てる。

タンク容量は、液体洗剤が約1,010mL、柔軟剤が約890mL、おしゃれ着洗剤が約730mL。タンク上部に取っ手を設けており、出し入れが楽。自立式のため、お手入れもしやすい。このほか、洗剤などを注ぎやすくするため注ぎ口の奥行きを広くし、タンクと洗剤ケースのフタに数字を大きく表示といった点も、使い勝手を高めている。

3つの低振動設計を採用。前方と後方に流体バランサーを搭載した「W流体バランサー」によって、洗濯槽が回転するときの振動を抑制。特性の異なる2種類の「制御ダンパー」は洗濯槽をしっかり支えて振動を吸収し、床へ伝わる振動も減らしている。このほか「3D見張りセンサー」の検知精度を従来機よりもアップさせ、衣類の片寄りを補正。振動や運転音を抑制する。

本体サイズはW639×D722×H1,056mm(給排水ホース含まず)で、従来機と同サイズながら、洗濯槽を大きくして洗濯容量12kgを実現。まとめ洗いや、毛布など大物洗いにも活躍する。重さは82kg。

  • 右開きドアと左開きドアのモデルが選べる

洗浄・乾燥機能も進化。泡を生成しながら勢いよく噴射する高浸透バブルシャワーにおいて、シャワーの循環量を従来比で10%増量。より勢いをつけて噴射して、繊維の奥の汚れまでしっかりと落とす。さらに、洗濯槽の奥に配置するバックフィルターの形状を見直し、衣類の前後を入れ替えるもみ洗い機能を強化した。たたき洗い、押し洗いを加えた3つの洗い方でしっかり洗いあげる。

スピーディーかつ省エネで、ふんわり仕上げる「はやふわ乾燥 ヒートポンプ」は引き続き搭載。こちらにも新しいバックフィルターの効果があり、直接衣類に風を当ててシワを抑えながら仕上げる。

清潔機能では、「ナノイーX」対応コース(35分、60分、120分)用意。水洗いできない衣類やアイテムでも手軽にお手入れできる。

スマートフォンとも連携し、専用アプリを使って外出先から洗濯を開始したり、予約洗濯の終了時刻を変更したりできる。洗剤柔軟剤のオンライン購入も可能だ。

右開きドアと左開きドアのモデルを用意し、操作部はカラータッチパネル。容量は洗濯・脱水が12kg、乾燥が6kg。おまかせコースでの目安時間は、洗濯が32分、洗濯乾燥が98分。カラーはマットホワイト。

合わせて、「ナノイーX」機能を省き、操作部がホワイト液晶操作パネルの「NA-LX127AL/R」(左開きと右開き)も11月1日に発売。価格はオープン、カラーはマットホワイト。

  • NA-LX127AL/R