大日本印刷(以下略、DNP)と丸善ジュンク堂書店は8月27日、空中に浮き出た画像を使って非接触操作できる「DNP非接触ホロタッチパネル(以下略、ホロタッチ)」システムをジュンク堂書店 池袋本店に導入したことを発表した。

  • ジュンク堂書店 池袋本店 「ホロタッチ」を搭載した書籍検索機、同セルフレジ(同社資料より)

「ホロタッチ」は、リップマンホログラム技術を活用し、モニター上にホログラムのように浮き上がる画像部分に触れることで、非接触で機器の操作を行うことができるシステム。今年の1月にDNPは技術の開発を発表している(ニュースリリース)。

厚さ0.1から0.2mmのフィルムとセンサーユニットで構成されるコンパクトなシステムは、書店の既存のシステムに後付けで設置。モニター画面に触れることなく空中での操作で入力できるため、コロナ禍における接触を避けたサービス運用が期待される。ジュンク堂書店 池袋本店1階の書籍検索機、セルフレジに各1台が設置されている。