Works Human Intelligenceは8月18日、同社が提供する大手法人向け統合人事システム「COMPANY」が、浜松いわた信用金庫の人事システム基盤として導入されることを発表した。

同金庫は、2019年1月に浜松信用金庫と磐田信用金庫が合併して発足した金融機関だ。発足当初からの5ヶ年計画において、事務プロセス・営業プロセスなどにおけるBPR推進するうえで、人事システム基盤の見直しを重視している。

しかし、同金庫の現行の人事システムでは、システム改修の度にベンダーSEに依頼し追加コスト・対応のためのリードタイムが発生するうえ、領域ごとにシステムが乱立している。法改正対応や制度変更対応、組織変更などへの対応にも手作業で対応せざるを得ず、本来人事部門が取り組むべき人事戦略の立案や働きやすい職場づくりといった業務に注力すべく、今回同金庫は人事給与管理システム「COMPANY 人事・給与」、ワークフローシステム「COMPANY Web Service」、勤怠管理システム「COMPANY 就労・プロジェクト管理」の導入を決めた。

システム採用の理由には、「情報の一元化が可能なこと」「人事部門でIT活用を推進していけること」「導入後もシステムを活用し続けられるサポートが充実していること」「パブリッククラウドによるSaaS提供形式でもセキュアな環境で利用できること」の4点が挙げられた。

  • 統合人事システム「COMPANY」

なお、パブリッククラウドを利用したSaaS型サービスの基幹システムへの採用は、同金庫にとって初の試みとなる。システムの稼働開始は2022年8月を予定している。