特定のアカウントからのリツイートを非表示にする方法
特定のアカウントが共有するリツイートを見たくない場合は、そのアカウントのプロフィール画面から、リツイートを表示しないように設定できます。
すべてのアカウントからのリツイートを非表示にする方法は?
自分がフォローしているすべてのアカウントが発するリツイートを一括で非表示にする機能は執筆時点ではありません。一つひとつのアカウントに対して、上記の「リツイートは表示しない」を設定していく必要があります。
「リプライ」と「引用リツイート」の違い
「リプライ」は特定のツイートに対する「返信」のことを指し、ツイートの下に並ぶ返信ボタンから投稿するものです。返信文が「@ユーザー名」から始まるため、かつて使われた「非公式リツイート」と似た形態になりますが、リプライは元のツイートとツリー形式でつながるなど、いくつかの点で異なります。
リプライを投稿しても、自分のフォロワーのタイムラインにそれが流れることは基本的にありません(例外はあります)。一方、引用リツイートは自分が発した新しい投稿として扱われるので、フォロワーのタイムラインに表示されます。
返信(リプライ)については、下記の関連記事でより詳しく解説しています。合わせてご参照ください。
リツイートに関する素朴な疑問、込み入った疑問
ここからは、リツイートに関するちょっとした疑問やマニアックな疑問にお答えします。
リツイートをリツイートしたらどうなる?
タイムラインに流れてきたリツイートを自分が再びリツイートすることは可能です。自分やフォロワーのタイムラインでは、通常のリツイートと同じように扱われます(元アカウントをフォローしていれば非表示、未フォローなら表示)。
なお、自分が過去に行ったリツイートをもう一度リツイートできるかも試してみましたが、それは不可でした。
リツイートできないツイートってある?
リツイートできるのは公開アカウントの投稿に対してのみです。鍵付きの非公開アカウント(鍵垢)の投稿は、そのアカウントのフォロワーであってもリツイートや引用リツイートをすることはできません。
自分のリツイートが消されてしまった、原因は?
リツイートした元のアカウントがその投稿を削除すると、自分が行ったリツイートも自動的に取り消されます。また、元のアカウント自体が削除されたり、凍結された場合もリツイートが表示されなくなります。
ブロックしているアカウントの投稿がリツイートされた場合は?
ブロックしているアカウントの投稿がフォロワーからリツイートされても、自分のタイムラインにはそのリツイートは表示されません。ただし、引用リツイートの場合はブロックしているアカウントの元ツイートが埋め込まれて表示されます。
リツイートできる件数に制限はある?
リツイートできる総数に制限はありませんが、タイムラインに表示されるリツイートは最新の100件までとなっています。また、1日に投稿できるツイート数は1000件までと決められおり、リツイートもその1000件内の対象です。
デマ防止のため「引用リツイート」が適用されたって本当?
引用リツイート機能がTwitterに導入されたのは2015年ですが、2020年のアメリカ大統領選挙の際、一時的に引用リツイートを強く推奨し、自分のコメントなしで通常リツイートをするには段階を踏む仕様に変更されました。
これは大統領選に関連するフェイクニュースの拡散を防ぐための施策でした。引用リツイートを促すことで、その情報が確かなものか考えるひと呼吸の間を生み、反射的なリツイートを減らす狙いがありました。
この仕様は2020年12月には元に戻り、現在もリツイートボタンを押せば「リツイート」と「引用リツイート」のどちらかを簡単に選べるようになっています。
「まず記事を読んでみませんか」というメッセージが表示されたら
ニュース記事へのURLが埋め込まれたツイートの場合、リツイートボタンを押すと「まず記事を読んでみませんか?」という表示が出ることがあります。この機能も2020年のアメリカ大統領選挙の際にデマ防止の目的で導入されました。未読の記事URLに反応し、内容を確認してからリツイートするよう促すためです。
実際には記事を読まなくてもリツイートや引用リツイートは可能ですが、タイトルや他のアカウントの反応だけを見て安易に拡散するのではなく、一度記事を読んでからリツイートすることをおすすめします。
次のページでは、自分のリツイートがタイムラインにどのように表示されるか徹底的に検証した結果をお伝えします。