Twitterは8月11日(現地時間)、同社独自のフォント「Chirp」を導入、テキストを読みやすく、写真や動画が目立つようにデザインを改善した。これを皮切りに会話やコンテンツに焦点を当てたビジュアルアップデートを継続していくとのこと。

TwitterはこれまでSF Pro、Roboto、Helvetica Neueなどを用いており、Chirpは同社初の独自タイプフェースの採用になる。アメリカンゴシックと自然の曲線をあしらったヨーロピアングロテスクを融合したスタイルで、多様性があり、ラテンアルファベット以外の言語への拡張も進めている。サイトをスクロールする時にテキストが読みやすくなるように西洋言語では全て左揃えでレイアウトし、これまでよりスペースを増やした。Chirpにはイースター・エッグ的な要素が用意されていて、「CHIRPBIRDICON」と入力するとTwitterロゴに変換される。

そのほか、写真やビデオがより目立つように、青色を減らして高コントラストに調整。グレーの背景を抑え、境界線も減らすなど、混乱気味だったビジュアルを整理した。青色で表示していた[フォロー] ボタンも白/黒に変更。高コントラストで目立つが、利用者からは戸惑うような反応も見られる。新デザインについてTwitter Designチームは「最初は違和感を覚えるかもしれませんが、これらのアップデートによって、よりアクセスしやすく、ユニークで、自身とあなたが話していることに集中できるようになります」としている。

カラーについては間もなく新色を導入し、新しいパレットを提供する予定。