この記事では、Twitterで自分や他のアカウントのツイートを過去ツイートを遡って検索・閲覧する方法について解説します。アカウントの「プロフィール」ページでも過去のツイートを確認できますが、「ツイート」タブで800件まで、「ツイートと返信」タブで3,200件までが限界。それ以上過去に遡ることはできません。
期間指定して過去のツイートを検索する方法
Twitter公式アプリやブラウザ版のTwitterでは検索コマンドを使って、指定した期間のツイートを抽出することが可能です。これにユーザーを指定する検索コマンドを組み合わせれば、自分のツイートでも、他のアカウントのツイートでも期間を絞り込んで検索できます。使用するのは以下3つの検索コマンドです。
- 「from:ユーザー名」コマンド:アカウントを指定
- 「since:日付」コマンド:指定した日付から現在までのツイートを検索
- 「until:日付」コマンド:過去から指定した日付までのツイートを検索
期間指定に「since:日付」コマンドを使わず、「until:日付」コマンドだけを使う方法も過去のツイートを遡るときには有効です。Twitterの期間指定検索、日付指定検索については、下記の関連記事で詳しく解説しています。
Twitterで過去のツイートすべてを一括ダウンロードする方法
Twitterには、自分のアカウントが投稿したツイートを一括でダウンロードできる「データのアーカイブをダウンロード」機能があります。これを利用すれば、最新のツイートから一番古い初ツイートまですべて遡ることができます。ただし、この機能はスマホのTwitter公式アプリには非搭載。ブラウザ版のTwitterのみで実行可能です。
以下、PCの画面で手順を説明しますが、スマホでもWebブラウザでTwitterを開けば同じようにダウンロードできます。
この後、Twitterの運営側の準備が整うと、メールもしくはSMSでダウンロードリンクが送られてきます。ダウンロードリンクはTwiiterの「通知」欄にも表示されます。このリンクをクリックすると、過去の全ツイートを圧縮したzipファイルをダウンロードできます。
他人のアーカイブはダウンロードできない
「データのアーカイブをダウンロード」から入手できるのは、自分のアカウントが過去に投稿したツイートに限られます。他のアカウントの過去ツイートはこの手段ではダウンロードできません。
「フリカエッター」を利用してツイートを遡る方法
「フリカエッター」は、特定のアカウントのツイートを過去3,200件まで遡れる外部Webサービスです。自分だけでなく他のアカウントのツイートも検索・表示することが可能です。Twitter公式のアーカイブ機能と違って、データを閲覧するのに翌日まで待たされることもないので、過去のツイートをすぐに調べたい用途に向いています。
以下、iPhoneとSafariの組み合わせで利用手順を説明しますが、AndroidやPCでも流れは同じです。
「Twilog」を利用してツイートを遡る方法
「Twilog(ついろぐ)」も過去のツイートを表示してくれるサービスですが、条件によって抽出できるツイート件数が変わります。Twilogに登録済みのアカウントであれば、サービス登録日以降のツイートは件数無制限で遡ることができます。新たにTwilogに登録した場合は3,200件までの上限付き。未登録のアカウントは最新100件のみの表示となります。
有名アカウントの登録も多いので、それらの過去ツイートを検索するのが最適な利用方法と言えるでしょう。以下、PCのWebブラウザで使い方を解説します。スマホのブラウザは若干レイアウトが異なりますが、違和感なく使えるはずです。
まとめ
Twitterで過去のツイートを遡る方法を紹介しました。どのようなツイートを探しているかによって、最適な解決方法は異なります。下記に整理したので、目的に合わせて対処法を選ぶとよいでしょう。
- 特定期間のツイートを検索したい >>> Twitterの期間検索コマンドとユーザー検索コマンドを組み合わせる
- 自分の過去すべてのツイートを確認したい >>> Twitterの「データのアーカイブをダウンロード」機能を使う
- 今すぐ、自分の過去ツイートを800件以上遡りたい >>> 「フリカエッター」を利用する
- 他のアカウントの過去ツイートを800件以上遡りたい >>> 「フリカエッター」または「Twilog」を利用する