ロジクールは7月20日、使用時の手の負担を和らげる分割型エルゴノミックキーボード「ERGO K860 エルゴノミック スプリット キーボード」(ERGO K860)を国内発表した。発売日は8月19日。価格はオープンで、直販の「ロジクールオンラインストア」価格は16,940円。
「ERGO K860」は湾曲したパームレストが一体となったエルゴノミックキーボード。ロジクールブランドとして初のエルゴノミックキーボードで、スイスにあるLogitech International本社の「Ergoラボ」で設計、開発された。
曲線状に配置されたキーは、左右25度の角度で分割され、中央部分は12度の角度で山型に盛り上がっている。手首をひねらず自然な姿勢でキーを打つことができるため、筋肉の緊張を和らげ、キー入力時の手首や肩の負担を軽減できる。
本体一体型のパームレストは、クッションの効いた柔らかい素材。底面に形状記憶素材、中段に高反発素材、1番上に耐久性に優れたファブリック素材を配置した3層構造となっている。
底面には手首側を持ち上げる(ファンクションキー側が低くなる)スタンドを装備。スタンドを立てない0度、ゆるやかに手首側が持ち上がる-4度、大きく傾斜を付ける-7度の3段階で調節可能だ。
接続はワイヤレスで、Bluetoothと、2.4GHz帯の独自接続Unifyingの両対応。Unifying接続用USBレシーバーが付属する。対応OSはWindows / Macで、最大3台のデバイスに同時にワイヤレス接続でき、右上部にあるEasy-Switchボタンで接続先を切り替えられる。複数台のPCでシームレスにデバイスを使えるFLOW機能もサポートする。
キー構造はパンタグラフ、キーレイアウトは115キー日本語配列。キーピッチは18mm、キーストロークは1.8mm。本体サイズは456×233×48mm、重さは1,160g。電源は単4形乾電池×2で、電池寿命は最大2年。