米Twitterは現地時間7月14日、24時間後に自動消去される投稿機能「Fleet(フリート)」について、2021年8月3日に提供を停止すると発表した。
フリートは、投稿から24時間で自動消滅する投稿が行える機能。Twitterのタイムラインではなく、画面上部にある枠に表示され、投稿を閲覧すると投稿者に履歴が通知される。実装当初より、Instagramストーリーズと類似の機能と言われていた。
米Twitterは、フリートの狙いを「Twitter上でより多くの人が気軽に会話をしやすくする」ことにあったと説明。しかし、フリート機能はすでにツイートしている人が自らのツイート拡散に使うのが中心で、これまでツイートしていなかった人の参加にはつながらなかったため、提供停止を決定した。
フルスクリーンカメラやテキスト装飾のオプション、GIFステッカーといったフリートで好評だった機能は、今後のアップデートでツイート作成画面やカメラ機能に組み込む予定としている。
フリートを表示しているタイムライン上部の枠は、今後も音声会話機能「Spaces(スペース)」の表示枠として残る。
米Twitterは、「Twitterでは今後も、会話への新たな参加方法の開発を続け、皆様からのフィードバックに耳を傾けます」とコメントしている。