バッファローは7月14日、ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」について、システムソフトウェアのアップデートをアナウンスした。

  • バッファローのネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」

今回のアップデートでは、データ故障予測機能「みまもり合図 for nasne」、「nasne向け録画番組引越しサービス」、「バッファロー正規データ復旧サービス」という3つのサービスに対応する。

みまもり合図 for nasne

HDDの自己診断機能「S.M.A.R.T.」情報から状態を把握し、劣化状況を通知する機能。nasneの内蔵HDDが故障する前に、録画番組を保護するといった対処が可能になる。通知の確認は、nasne前面に配置された「みまもり合図」ランプの点灯、PS4に接続したnasneのWebUI画面、PC上などから。利用は無料。

nasne向け録画番組引越しサービス

nasneが壊れる前に、録画した番組データを新しいHDDへと移行するサービス。これまでデータ移行が難しかった地上デジタル放送の録画コンテンツの移行にも対応する。nasneの内蔵HDDだけでなく、nasneにつないで使っているバッファロー製の外付けHDD・SSDに保存した録画番組も対象。

移行データを保存した新しいHDDは、元のnasne、または外付けケースに内蔵してユーザーに発送。内蔵HDDから外付けHDDへのデータ移行もサポートする。ただし、SIE製nasneからの移行、および他社製HDD・SSDは対象外。

有償サービスとなっており、価格はデータ引っ越しと内蔵HDDの交換を含めて42,350円。外付けHDDへ移行する場合は、容量によって価格が変わる。1TBで34,100円、2TBで35,750円、4TBで40,150円、6TBで45,100円となる。

バッファロー正規データ復旧サービス

nasneのデータが読み込めなくなった場合などに、データを復旧するサービス。nasne内蔵HDDだけでなく、nasneに接続した外付けHDDに保存したデータも対象にできる(SIE製nasne、他社製HDD・SSDは対象外)。

有償サービスとなっており、nasne内蔵HDDの論理障害の場合、軽度で99,000円、中度で115,500円、物理障害の場合は軽度で132,000円、中度で198,000円。外付けHDDの論理障害は軽度で59,400円、中度で75,900円、物理障害は軽度で92,400円、中度で158,400円。