杉孝と積木製作は7月9日、屋内でも足場の安全点検訓練が可能な「SUGIKO MR足場安全教育コンテンツ」を共同開発したと発表。MR(Mixed Reality)デバイスには6人の同時接続が可能で、同一の3Dモデルを共有しながら足場点検の訓練を行える。

  • デジタル模型をMRデバイスで確認しているイメージ

建設現場では、平成27年の法令改正によって安全管理の一環である足場点検が強化された。しかし知識や経験が無ければ点検が行えず、人手不足などの理由から、現場では知識や経験が十分に継承できていないという。

この課題を解決するために杉孝は、MRコンテンツを用いることで足場の運搬、組立、解体が不要となるコンテンツを作成したとしている。MR技術を活用することによって、実際に足場を組む場所を確保する手間が削減でき、さらに天候など周囲の環境に左右されずに教育を受けられる点がメリットだとのことだ。

MRデバイスはMicrosoft の「HoloLens2」を使用し、杉孝が作成した足場BIMデータを取り込んで、現実に近いモデルを作成したとのこと。同社は今後も、建設現場の効率化や生産性向上を目指して、足場DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組んでいくとしている。

  • 足場安全訓練のイメージ