カシオ計算機は7月7日、電子ピアノ「Privia(プリヴィア)」シリーズから、「PX-S1100」と「PX-S3100」の2モデルを発表した。価格はオープン。推定市場価格は、PX-S1100が66,000円前後、PX-S3100が88,000円前後。

PX-S1100

PX-S1100は、奥行きを抑えたスリムデザインの電子ピアノ。ブラック、ホワイト、レッドの3色を用意。発売はブラックが7月29日、ホワイトが8月27日、レッドが9月10日となっている(発表時、レッドの発売が8月下旬となっていたが、製造上の都合で9月10日発売へと変更された)。

  • PX-S1100(ブラック)

  • PX-S1100(ホワイト)

  • PX-S1100(レッド)

従来機種(PX-S1000)からデザインや弾き心地を継承しつつ、低域から高域まで幅広い音域で豊かな表現力など、音質面が向上している。外装は光沢感ある天面アクリルパネルで、操作部分にフラット型タッチボタンを採用して高品質に仕上げている。

鍵盤はスマートスケーリングハンマーアクション鍵盤。鍵盤数は88で、グランドピアノと同様に各音域におけるタッチの違いを再現し、グランドピアノを弾いているような感覚が味わえるとしている。タッチレスポンスは5種類を収録。

  • 鍵盤とタッチパネルインタフェース

音源は、グランドピアノの音色を追求したマルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源。最大同時発音数は192で、音色数は18種類を収録し、グランドピアノの繊細な音の響きを忠実に再現する。内蔵曲数は60曲(デモ曲×1)を内蔵。

スピーカーは16×8cm(楕円)×2基という構成の8W出力。内部構造を見直すことで、出力音の空気感・定位感・明瞭感を向上させ、音の響きをより豊かにした。付属のワイヤレスMIDI & AUDIOアダプタを使えば、Bluetoothスピーカーとしても活用可能。Bluetooth Low Energy MIDIによって、対応機器をワイヤレス接続して演奏やセルフラーニングなどに使える。

  • オプションの純正スタンド(CS-68P)とペダル(SP-34)

スマートフォンとの連携では、専用アプリ「Chordana Play for Piano 」から音色や機能設定などが可能。この機能は2021年8月末の対応予定となっている。そのほか、パートオン・オフ(パート選択:右手・左手)のレッスン機能、2トラック(システムトラック+1トラック)、1曲の録音機能、USBメモリを使った録音・再生機能、デュエット機能、メトロノーム機能などを備える。

入出力端子は、ヘッドホン×2系統、ライン出力、USBなど。電源はACアダプターのほか、単3形乾電池×6本で約4時間の動作も可能。本体サイズはW1,322×D232×H102mm、重さは11.2kg。

PX-S3100BK

  • PX-S3100BK

PX-S3100BKは、音色数が700種類に増加し、自動伴奏機能を備えるモデル。8月下旬から発売する。基本機能や仕様ははPX-S1100と共通だが、細部が異なる。

おもな相違点は、デジタルエフェクトでのサウンドモード、コーラス、リズム数の増加。内蔵曲数の非搭載(デモ曲は6曲に増加)。レッスン機能が、パートオン・オフ(パート選択:右手・左手・両手)、録音機能が3トラック(システムトラック+2トラック)×5曲、パンチイン録音に変更されている。

LCDディスプレイを搭載し、タッチボタンの数、ダンパー数なども増え、単3形乾電池×6本での動作時間は約2時間。重さは11.4kg。