SCSKは7月1日、パブリッククラウド環境のセキュリティ対策を支援するマネージド型CSPM（Cloud Security Posture Management）サービス「Smart One Cloud Security」を提供開始した。CSPMとは、クラウド（IaaSやPaaS）環境を対象に適切な設定が施されているかを一元管理するセキュリティソリューション。

同サービスは、パロアルトネットワークスのクラウドネイティブセキュリティプラットフォーム「Prisma Cloud」を活用して、パブリッククラウド環境の安心・安全な運用を実現する。「Checkup」と「Monitoring」の2つのサービスパターンがある。

「Checkup」はクラウド環境の機能追加や仕様変更、または運用による設定ミスなどで発生するセキュリティ事故の事前発見を支援するもの。「コンプライアンス診断」「診断レポート報告」「診断結果のフォローアップ」をワンショット診断形式で提供する。

「Monitoring」は、定期的にクラウド環境の各種設定値を取得し、セキュリティ事故につながる設定不備や各種コンプライアンス準拠違反がないかをチェックするほか、システムやネットワークのアノマリ（不審な行動や通信傾向）を検出する。

サービスとしては、「24時間365日のコンプライアンス監視」「アラート監視対象ポリシーチューニング」「日本語アラートメール通知」「アラート検知内容に対する技術問い合わせ窓口」「月次レポート報告」を年間契約で提供する。

  • Smart One Cloud Securityのサービスイメージ