RJCリサーチは6月29日、 「LINEリサーチ」 を活用して日本全国の13~59歳男女のLINEリサーチのアンケートモニターを対象に実施したカフェチェーンのブランド浸透度調査(有効回答数4,410名)の結果を公開した。

認知度の高さの第1位はマクドナルドだった。これに、スターバックスコーヒー、ミスタードーナツ、コメダ珈琲店が順に続いており、いずれもは9割以上の認知を獲得している。

珈琲館、銀座ルノアール、プロント は首都圏で5割前後の認知度で、出店数が多いエリアでは半数近くの認知が取れているという。

  • カフェチェーン認知度 資料:RJCリサーチ

利用経験は マクドナルド (92.9%) が最も高く、以下、ミスタードーナツ (89.1%)、スターバックスコーヒー(84.8%)となっている。今後の利用意向はスターバックスコーヒー が69.7%で最も高く、これにマクドナルドが66.5%、ミスタードーナツ(59.7%)で続いている。最も好きなブランドとしてスターバックスを挙げた人に好きになったきっかけやエピソードを聞いたところ、「大学受験期に1年間勉強場所として使わせていただき、スタッフさんが皆さん優しい方ばかりでカップにメッセージを書く等温かいエールをいただいたので自分もこんな場所で働いてみたいという憧れを抱いたからです」(男性16-18歳)、「季節の限定メニューが毎回楽しみ。特に興味を惹かれた商品があれば、試してみることにしている。コーヒーを炭酸で割ってライムが入っている商品が発売された時は、一度試した後そのシーズンでかなりリピートした」(男性30-39歳)といったコメントが寄せられている。

  • カフェの今後の利用意向  資料:RJCリサーチ