TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)に添付された動画は、スマホのTwitter公式アプリやブラウザ版のTwitterでは、自分の端末に保存できません。この記事では、「TwiDropper」や「Video DownloadHelper」といった外部ツールを利用して、TwitterのDMで送受信された動画をダウンロードする方法を紹介します。
Twitter公式アプリでDMを開き、届いた動画を保存しようと試みても、それらしきボタンやメニューは用意されていません。これはiPhoneの画面ですが、Androidでもブラウザ版のTwitterでも同様です
「TwiDropper」でTwitter DMの動画をダウンロードする方法
「TwiDropper」はTwitter上の動画やGIFアニメ、静止画ファイルをダウンロードできるWebサービスです。公開されたツイートだけでなく、DMで送受信された動画を保存する機能も用意されています。今回は手順の説明にiPhoneを使用していますが、Andoridスマホでもパソコン(Windows、Mac)でも同じように利用可能です。
iPhoneでは対応ブラウザがiOS 13以上のSafariに限定されます。AndroidではChromeとFirefox(いずれも最新版)、パソコンではChrome 42以上、Firefox 39以上、Edge 14以上、Safari 10.1以上が対応します。
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【1】TwiDropperにアクセスし、①「DM」ページの②「ログインする」をタップします
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【2】Twitterアカウントにログインし、「連携アプリを認証」をタップします
ダウンロードした動画ファイルは、iPhoneでは「ファイル」アプリの「ダウンロード」フォルダに保存されています。「写真」アプリに保存する場合は、以下の手順を踏みます。
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【5】ダウンロードしたファイルは、SafariのURL欄の右にある①ダウンロードボタンから確認できます。②虫眼鏡アイコンをタップすると、「ファイル」アプリのダウンロードフォルダに移動します
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【6】左の画面で③ファイル名の部分をタップすると、この再生画面に移動します。④再生画面左下の共有ボタンから「ビデオを保存」を選ぶと、「写真」アプリのライブラリに保存できます
「TwiDropper」から「Dropbox」に動画を保存する
Dropboxを利用しているユーザーであれば、TwiDropperの手順【3】まで進んだところで「Save to Dropbox」ボタンを押すと、自分のDropboxフォルダに動画を保存できます。スマホ、パソコンともTwiDropperからブラウザ版のDropboxに移動します。
ブラウザ拡張機能「Video DownloadHelper」を利用する方法
ここでは、Video DownloadHelperを使って、TwitterのDMで送受信した動画を保存する方法を紹介します。「Video DownloadHelper」はGoogle ChromeとMozilla Firefox、Microsoft Edgeで使用できるブラウザ拡張機能です。Windowsではコンパニオンアプリ「Video DownloadHelper Companion App」のインストールが必要です。また、無料版では一度ダウンロード後、120分経たないと次の動画をダウンロードできないという制限があります。
Chrome版はGoogle ウェブストアから、Firefox版はFirefox Add-onsから、Edge版はEdge アドオンから、拡張機能「Video DownloadHelper」を追加します。Windows PCの場合はコンパニオンアプリのVideo DownloadHelper Companion Appもインストールしておきます
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【2】保存したい動画の画質(サイズとビットレート)を選んでクリックすると、ダウンロードできます。筆者のWindows PC環境では「C:\Users\(ユーザー名)\dwhelper」フォルダに動画ファイルが保存されました
次のページでは、スマホの画面録画機能を使ってTwitter DMの動画を保存する方法を紹介します。